すばるがFRを作らなかった理由は何ですか。今はトヨタの合弁車のFRを製造してますがそれまではFFと4WDしか作っていなったようです。

Question

質問①すばるがFRを作りたがらない理由。
質問②昔のすばる車でSVXというのはFRでしたか。

Answer 1

ＦＲを作りたがらないではなく、作る必要が無かったからでしょう。
トヨタや日産はトラックメーカーでしたから、小型トラックの上物を乗用車にしただけですし、同様に大型トラックとバスと車体は兼用でした。
いわゆるボンネットバスですね。
スバルは戦後バスの製造を開始した時には、トラックは作るつもりは無かったからボンネット無しの箱型ＲＲエンジンでした。
飛行機屋が考えたから軽量化のためなどに無駄なシャフトなどを必要としなかったのでしょう。
トラックメーカーとは異なる事が出来たのです。
ですから、ＦＲ用ドライブシャフトが不要なＲＲの軽自動車からＦＦの小型乗用車という発想は飛行機屋ならではでしょう。

戦前、自動車メーカーに就職したのは二流どころで、一流どころは飛行機メーカーに就職しました。
その飛行機の軽量化技術が他の自動車メーカーより進んでいたらしく、戦後、スバルの試作乗用車を貸し出していたうちの何台かが戻ってこなかったそうです。
そして、その軽量化技術を使った車が某自動車メーカーから出たという話です。

戦後、飛行機の開発や製造が出来なくなって、多くの技術者が自動車メーカーへ転職しました。
その結果の自動車産業の発達ですね。

質問者からのお礼コメント

そうですね、すばるはRRも作っていましたね。

Answer 2

カム教授の理論に激しく同意し，
その理論を実現するために，時間とお金を使ったからです．
ＦＷＤ車を市場に送り出すことに成功したので，その主義を貫いているのです．

実現に必要な等速ジョイントを，東洋ベアリングを説得して国産化できたから，
今のＦＷＤ車と４ＷＤ車があるのです．

ちなみに
レオーネ４ＷＤは，東北電力の要請で東北スバルが試作したものがベースなので，
（日産ブルーバードのリヤデフを流用して試作した）
富士重工の開発ではありません．
富士重工は４ＷＤは必要ないと開発に応じなかったらしい．

Answer 3

①ＦＲ車を作るメリットが無い（＝造っても利益が出ない）と判断したのだと思われます。

普通に車を使うだけならＦＦでも問題ありませんし、ラリーなどではハイパワー４ＷＤでないと勝てない。

そのような中で、スバルという企業規模で、ＦＲ車を造って売るメリットは無いと。

それよりはスバル＝４ＷＤというイメージで売っていったほうが良い（ブランドが確率できる）と判断したのだと思います。

②ＳＶＸは４ＷＤです。

下記をご参照下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%8DSVX