パナオートミニ１６０の古いものですが溶接中ワイヤ送球がうまくいかないようでぼつぼつになります、どこの故障か教えてください、20年以上使用した機械です よろしくお願いいたします

Answer 1

この前知り合いのパナオートミニのワイヤー供給が
悪いって事で確認しましが、そいつは本体の基盤が
ホコリまみれでしたので、エアーブローしただけで
正常になりました。

Answer 2

20年以上も使われたものでしたら送給ローラーの溝のエッジが摩耗してもおかしくありませんが、もしも摩耗でしたらローラーを新品と交換するしかありません。
ただしローラーの溝の谷間にゴミが溜まってワイヤが浮き上がっても滑りますから、とにかく一度ローラーを外して掃除をしたり溝の角に変なところは無いかチェックすることが最初の点検ですね。

次はトーチのパワーケーブルの中のコイルライナの掃除、おそらく一度も交換していないか交換しても2～3度でしょう。
良く使う人なら毎年、たまにしか使わな人でも2～3年に一度は交換する部品です。
トーチから抜き出したコイルライナの端部からエアゾールタイプの洗浄剤を吹き込んでください、反対側から汚れがドロドロッと出ると思います。
洗浄剤を吹き込んだ後は圧縮エアで洗浄剤を吹き飛ばしてください。

後はモーター回路の電気系統で接触不良が起きてモーターにかかる電圧がドロップする可能性があります。
送給装置につながるケーブルなど電気系統の配線を外してコネクタの中を圧縮エアで掃除します、それ以外ではワイヤ送給の起動リレー（電磁接触器）を見るぐらいしかできないでしょうね、トーチスイッチに連動してコチコチと動く部品ですが、もしも見つけることができましたらドライバーの柄の方でコンコンと叩いてショックを与えて見てください。

ただそれだけをみるだけでもたいへんな作業です、お疲れ様ですけど頑張ってください。