ポルシェ カイエン のみんなの質問

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ポルシェについて。

ポルシェは911以降で何か世界を驚かせた新型の車はあるのでしょうか?
創業者のフェルディナンド博士がビートル、その子息フェリーが356、孫のブッツィーが911と親子三代で凄い車を誕生させましたがそれ以降はどんな車があるのでしょうか?
カイエンもマカンもベースはVWやアウディの車ですし、ポルシェにとっては小銭稼ぎのような車ですよね。
911から派生したのがボクスターとケイマンですがこれは911や356のような驚きの車でしょうか?
親子三代で歴史に残る凄い車を生み出しましたがその後はどうなのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

質問の答えの前にrealta_saber_fateさんへ、959のエンジンは半水冷(ヘッドのみ水冷・シリンダー下は空冷)・生産台数283台・販売開始年1987年~・トルク前後配分比率はウエット及びドライ40:60トラクションおよびマッド&スノー50:50加速時にコンピュター制御にて最大20:80低速時の小半径回転時のみ0:100 前後のタイヤ径を1%変えることにより、多板式クラッチの作動を強制的に実施しています(基本は日産のアテーサと同じ仕組みなので、トルクが逃げないとトラクションが伝わらないのですが、前期の方法により強制的にトルクスプリットさせている)・出力は市販ベースで450psです。他にターボラグを無くすためのシュケンシャールツインターボの採用、デンロック・タイヤの採用、センターロックホィールの採用なんかも特質としてあげてもよいのではないでしょうか。(革新的なアイデアは満載ですね)
それはさておいて、911以後の革新の車をポルシェが制作しているか?と言われると上記の959を除くベース車では技術的にはあるが完成した車にはないという感じですかね。技術的アイデアとしては、1970年代後半よりポルシェ社では911の生産を中止すべく928を中心とするFR水冷ポルシェを制作していきましたが、このFRポルシェのトランスアクスルレイアウトによる重量配分の適正化は、商業としては失敗だったものの、技術としては素晴らしいもので、現在ではフェラーリのV12気筒モデルを始めアストンマーチン・レクサスLFAなどのFRスポーツカーの主流となるミッション搭載方法です。残念なのは、911以上にスポーツ性を強調しなかったので、結局、911に取って変わることはなかったことでした。スポーツカーを欲していたポルシェユーザーにGT的な肥大した車を提供してもダメだったということでしょうか?もしかすると、初代F.Dポルシェ博士のレーシングカーのエンジンはトラクションを重視し駆動輪の近くに搭載されるべき、という理論を頑なに守りFRスポーツというかスーパーカーは作らないのかもしれません。(ポルシェの作るスポーツモデルはMRやRR)最近では、セミオートマのPDKですね。PDKはそれまでのシングルクラッチセミオートマの変速の遅さ・クラッチの減りを改善した革新的システムと言えると思いますが、PDKはZF社との共同開発で、ZF社はドイツのミッション制作メーカーでありその他BMW・VW他にもDCTという名称で供給しているのでポルシェ社の専売とは言えないかもしれません。カイエンは逆に商業ベースで成功を収めていますが、カイエンの果たした役割として重要なのは、SUVにハイパワーエンジンを搭載しオンロードの高速性能を加味したことです。それまでの、SUV車はオフロード性能が高いが、オンロード走行性能は低いものしかありませんでした。それをオンロードでもスポーツセダン以上の走りを可能にしたことによりSUV車の新ジャンルと開拓したといえます。その後は他のメーカーが追従してカイエンタイプの車を販売していますのでカイエンのSUV界に投じた一石は大きいのではないでしょうか。(今では当たり前で影が薄くなってしまっているが…)
しかし、時代が変わりVWやアウディの大株主で趣向性の強い車を作っていた先代や先々代の時代とは変わり、VW・アウディグループの一員となってしまった会社組織が販売を伴う車作りを考えているため、余り冒険した車は作らないのかもしれません。しかし、限定車に限っていえば、先の959を始め、カレラGT・918スパイダーといった革新的でかつエキサイティングな車はあります。市販車に限定すればポルシェ社全体の車の作りは良くイタリア・イギリスの車より故障は少ないと思います。

質問者からのお礼コメント

2014.4.7 15:01

ありがとうございました。
地味な感じでも着実に進化を続けて、自動車業界に影響を与えているのですね。
918スパイダーは確かに凄いですね。
イタリア車的な挑戦的で美的なデザインで良いと思いますがあまりにも高過ぎますよね。
SUVの世界でもポルシェは一石投じたものは大きかったのですね。

その他の回答 (5件)

  • 意味のないメーカーに 成り下がりました!

  • 云われる通り
    驚きの車とは空冷系のワーゲンから911系までと
    思います。しかも、993系ぐらいまでですかね。
    過去に何度か水冷にトライした事が有りましたが
    どれも失敗に終わった経緯が在りますよね。
    しかしながら、
    スタイルは好みの分かれるところですど
    924、928、944、968等は或る意味、驚きの車と
    思います。中でも928はスーパーカー並の性能でした。
    その後、959やカレラGTが出現して来ますが
    メーカーが惜しげも無く金を掛ければ出来るだろう?車
    ですから、別に驚き車とは言え無い様な感じです。

  • タイプ911以降?

    ハイブリッド戦車」
    w(◎o◎)wわぉ☆
    ポルシェティーガー?

    ビックリ☆

  • ポルシェが開発した、ある車の駆動系が……………日産のR32からのGT-Rに影響を与えてます。


    昔グループBのラリー競技に出そうと開発した『ポルシェ959』と言う車両があります。

    600馬力のパワーを出そうと、エンジンはフル水冷化して、ツインターボを与えた車ですが…………………その駆動系が、4WDでしかも、前後100:0まで可変可能なトルクスプリット型でした。


    結局、グループBは廃止されて、市販車は限定400台で確か、90年代に販売されてます。


    けども、車両ベースとしては911の派生とも言えますが……………技術的に先進性はあったと思いますよ。

    オマケに、ポルシェのレース用ミッションが、現在の『自動クラッチ操作のマニュアルミッション』の基礎を作ってます。

    ミッションは『PDK』と言いますが………


  • ポルシェのメーカーとしての使命は911をひたすら進化させ、最新こそが最善にすることにあるといっても過言ではないでしょう。
    おっしゃる通りカイエン、パナメーラなどは業績維持の為の茶番製品でしょうし、ボクスターやケイマンはスポーツカーの本質の近くにありながら911ほどの開発執念は微塵も感じ得ません。
    今後も当分は911の改良をひたすら継続していくものと思われます。

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