ポルシェ 911 のみんなの質問

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空冷ポルシェ911のMT車で渋滞に巻き込まれた場合には、クラッチ・アクセル・ワークはかなり辛い状態なのですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

92年のターボに乗っています。

一口に空冷といってもタイプ的にかなりの違いがあります。
まず、85年(ターボは88年)までの915ミッション(ポルシェシンクロ)は、クラッチがワイヤー式ということもあり、かなりきついと思われます。
クラッチが重いこともありますが、クラッチミートに気を使わないとならないことも一つのよういんです。また、クラッチ調整が定期的に必要になります。

その後、G50ミッション装備車(タイプ964まで)は国産車に比較するとクラッチは重たいですが、ツインプレートなどの強化クラッチよりは軽いことや、クラッチミートも比較的楽に行えることより我慢の範疇ではないでしょうか。

空冷最終の993タイプはサーボ付きになったので、クラッチもかなり軽く普通の車といってもよいかもしれません。

但し、空冷のクラッチは下に踏み込むタイプなので慣れないと、どのタイプしても疲れることは疲れますね。

最後にクラッチというよりは、空冷ポルシェは渋滞に対して決定的欠点があります。
それは、オイルクーラーに風が当たらない状態のため、油温が上昇し酷い場合はオーバーヒートしてしまいます。

自分も街中は出来るだけ通らないようにしていますが、オイルクーラーに風が当たっている状態では油温80℃で安定していますが、信号でストップ&ゴーを繰り返す状況で気温が高いと130℃近辺にすぐに上昇してしまいます。

油温が高い状況が多くなると、スダッドボルトのOリング(ゴム製)が劣化しオイル漏れを起こししまいます。
そうなると、修理に100万以上の出費になります。

特にM64エンジン(3.6ℓ)の964前期(89~91年)は、エンジンにアンダーカバーが付いて(NAエンジンのみ)熱がこもりやすくなったことも影響して、持病といえるトラブル(わざと熱対策でアンダーカバーを取っている人もいる)ですが、パッキンが強化された993でも決して油断の出来る状況ではないので、街中を走るより郊外へドライブしたほうが、ストレスに悩まされることなく911を走らせることができますよ。
911の走りの最大の魅力はトラクションの効いた加速ですから・・・。

質問者からのお礼コメント

2016.6.15 00:30

「トラクションの効いた加速」、一度だけ助手席に乗せてもらったことが有るのですが、とてもわかるような気がする言葉です。あ~あ、もう一度乗ってみたいです~。有難うございました。

その他の回答 (1件)

  • ナローの2リッターだと大変ですね、でも油圧に変わってヘルパースプリング付いた空冷は、8~90年代の国産と変わりませんよ、もっとも今のMTしか経験が無い人には辛いかも知れませんが、ワイヤーの頃のメンテが悪いナローだと大変ですが。

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