ポルシェ 911 のみんなの質問

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ポルシェ911について
免許を取る前から疑問に思ってた事なんですが、よくポルシェのMTはとてもシビアでよほど腕がないとクラッチがすぐ焼けると聞きました。
昔の空冷のポルシェならあり得そ

うですが最近の水冷のポルシェもそうなのか気になりました
もし経済的に余裕があれば間違いなく買うと思うのですがrx7が乗りにくいと言ってる時点で乗れる気はしませんが(笑)
実際に乗ったことのある方に回答を求めます。

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ベストアンサーに選ばれた回答

92年ターボ乗りのおっさんです。
NAは86年式、ターボは88年式まで、ポルシェ911はミッションにポルシェシンクロを使用しており、クラッチもワイヤー式を採用していました。ワイヤー式クラッチはクラッチプレートの接地圧を高くするとクラッチの踏力が強くなり重たいクラッチになるのである程度の所で妥協しなければならないのですが、これが、RRの特質(重いエンジンが後ろにあり、トラクションが強くホィールスピンよりクラッチが滑ってします)を相まって非常にクラッチを痛め易い原因でした。この時代は、メーカーおよび、自動車専門誌の0~400mのテストでさえ4000rpm以上でクラッチを繋ぐとクラッチが滑るので、1~2度しかトライ出来なかったそうです。また、ポルシェシンクロの蜂蜜をスプーンでかき回す感覚のシフト感覚(簡単に言えばグニャグニャ)によるシフトミス(3速スタートしてしまう)もクラッチを痛める原因でしたし、ワイヤー式は、クラッチディスクの減り方によって、調整をしないとクラッチが切れなくなったりするのですが、それを解らず調整をしないことによるクラッチトラブルも多く発生したようです。ポルシェシンクロ時代の911はアイドリングスタートするのが基本とまで言われていたようですが、実際は2000rpm位であれば普通の車と変らないようです。
また、ヨーロッパ車(ポルシェに限らず)は、消耗品(ブレーキパット他のブレーキ関係、クラッチ)の交換サイクルが国産車に比較して、短いのもクラッチが弱いと言われる要因でしょう。20万kmは極まれとは思いますが、大切に使用すれば10万km位ならなんとかなりそうです。(極普通の乗り方でも5万kmは大丈夫そうです)
このような欠点をもったポルシェシンクロも、ZF社製のミッションになってからは、クラッチも電磁式に変更され、シフトフィーリングも一般の車と変らなくなったのでクラッチの交換サイクルは伸びていますし、クラッチも滑りにくくなっているのでクラッチを一発でダメにすることは少なくなってきています。その傾向はモデルが進めば進むほど顕著になってきています。(実際、自分の964より993の方がクラッチは非常に軽い) クラッチがダメになる一番の要因が、0スタート時のクラッチの繋ぎにあるので、其処さえクリアしてしまえばクラッチがダメになる確率が非常に低いので、4000rpm以上での0スタートを頻繁に繰り替えさなければ、普通の車に乗っているのと同じくクラッチのトラブルがでることはないと思います。
ご心配の点ですが、RX-7より低速トルクがあるので、発進時のクラッチ操作は楽です。
RRの尻を沈めながらの加速は病み付きになる位の魅力あります。一度は911に乗っても損はないと思いますので、臆さずトライしてみてください。

質問者からのお礼コメント

2014.3.24 12:14

なるほど!
そういうことだったんですね!
納得できたうえ、とてもポルシェに対して魅力が増してきました。
今回はありがとうございました。

その他の回答 (5件)

  • 単純に、パワーの逃げ場所ですね。
    回転を上げ半クラッチ長いとクラッチ板が焼けます。
    これは、高出力の四駆のインプレッサ等でも同じです。
    クラッチ板の表面が焼けて、正常なトルクが伝える事が出来なくなると、クラッチを完全に繋いだ状況でアクセルを踏むと、車が動かず、エンジンの回転のみ上がるようになります。
    クラッチ板のトルク伝達については、昔と余り代わらないと思います。
    乾式単板の場合は。ですから、プレートを2枚にしたりクラッチ接続を電子式にして、寿命を長くする様にしているのが現状です。ですから、911のクラッチ式の場合、一気に繋いでタイヤがスリップしなければ、何時かは滑ると思いますし、回転を上げてゆっくり繋げば、焼けて滑ります。これは、基本的にはゼロスタートのみであり、普通に走っていればガッンと繋いでもダメージは少ないです。R32のGT-Rもパワーで焼ける車でした。乾式単板は30Kgのトルクを越える車には無理でしょう。NSXはツインプレートでしたけど。

  • こまごまと書いている人は沢山いるので、自分は簡単に書きますが、

    964以前、特に930時代のポルシェMTは、バターのようなMTで、本当にギアが入っているのかわかりにくかったので、練習が必要な車みたいな伝説を言いたがる人もいたと思います。

    で、964、993時代は、それなりに滑らせる人もいたようで

    水冷になってからは、耐久性も増し、さらに普通になったと思います。
    そして、この時代ですから、MTが好きで買っているので、そもそも運転が下手な人が乗らない。

    が、普通レベルの人が、突然GT3RSなど乗って、重くて滑らせてしまう人が出てしまったり。

    (最近の特別モデルのMTはノーマルと大して違いはなく、964RSレーシングなど、昔の人は、そういう更に難しいMTに乗っても乗りこなしていたのに、最近のMT乗りは、軟弱になったのだなとよく思います)

    ●MT車が好きで乗っているレベルならば、普通レベルのポルシェのMTは乗れると思います。

    これが結論です。

    因みに自分が一番よく聞いた話は、車乗りではないお金持ちがカレラGT買って、ディーラーから家に乗って帰るときにエンストを何度も起こし、その段階で、諦めて「売ってくれ」と言ってきたり、家に帰った時には「クラッチが焼けてしまい交換した」と。

    カレラGTに比べ、初代996GT3の方が、よほど乗りにくいクラッチであったにも関わらず、この始末。

    走り仕様の911ポルシェ好きが、その延長上で買ったのではなく、お金持ちが玩具のように買っただけ。でも下手だから乗れない。壊す。


    結局、そういうことです。

    普通の車好きで、MT車に何度も乗っていたり、特に、強化クラッチに一度でも乗ったことのある人は、全く問題ないレベルです。

    でも、以前ノーマルのRX8に乗ったことがありましたが、クラッチが軽すぎ、遊びがありすぎて、逆に気持ちく乗りにくかったです。

  • クラッチが焼けるというのは必要以上に半クラッチ状態でエンジン回転を上げる場合によく起きるわけですので、そのような運転をしなければいいわけです。逆に言えばそのような操作をすれば、どんな車でもクラッチは焼けます。

    ではなぜ911でそのように言われるのかというと、リアエンジンリアドライブだからでしょう。RRは発進時にしっかりとトラクションがかかります。他のレイアウトでは、例えば回転を上げてクラッチを乱暴に繋げばすぐにタイヤは空回りします。しかし911の場合は、かなり持ちこたえてくれます。タイヤが空転しないとそのしわ寄せはどこにくるかといえばクラッチです。

    しかしそんな運転をする人はいないと思いますので、なぜこのような都市伝説ができたかといえば、それはやはり多くの人々が運転したことないRRレイアウトの車を想像した場合、クラッチの負担が大きいのでは?と思ったところから来るのではないでしょうか。

    実際に昔は空冷にも乗りましたし、現在は水冷にMTで乗っていますが、どちらもトルクは大きく発進は非常に楽で、クラッチの負担も小さいと思います。一般的には911の水平対向エンジンはショートストロークで低速トルクが細いなんても言われていますが、これもそんなことはなく、アイドリングスタートという、アイドリング状態でクラッチを繋いで発進するテクニックを非常に使いやすい車だと思います。平坦な場所での車庫入れも、アクセルをほとんど開かなくても動かせるだけの力があります。

    911はどの時代も高性能である反面、実用性も高いのが特徴です。エンジンは低回転域はトルクがあって実用的で、高回転にすると音も力も非常に高い水準に変化します。地上高も意外と高く、コンビニなどへの出入りも全く気を使うことはありません。2面性があるのが911の特徴です。是非将来乗ってみてください。

  • 現在85年の911カレラに乗ってますが
    クラッチはいたって普通のクラッチです 操作も普通です
    重くも無く、特別な感じはない

    そんな俗説はどこから出たものか・・・・

    多分 85年までのミッションはどこに入っているかが解りにくい操作感なんですが、それに加えターボモデルは特にトルクがあるため1速と間違えて3速に入れても発進できます(NAでも出来ますが)
    慣れていない人が間違って3速発進したりすると平地で1、2回ならなんてことないけど坂道発進などすると焼けちゃいます
    そんなミスを何人もしちゃったんでしょうね

    アクセルは踏まず、軽く乗せるだけでクラッチのみでそろりと、トンと繋ぐ感じです

    当たり前に乗ってれば20万キロはO/H無しで乗れるクラッチだそてうですよ

    カレラの前はFD3Sに乗ってたんですが、操作感は大して違いません
    ロータリーは極低速のトルクが薄いからクラッチが難しく感じるかもしれないですね
    単車感覚で操作すれば何てこと無いんですけどね

  • 空冷、水冷と言うのはエンジンの冷却方法なので、クラッチとは直接関係ありません

    寿命が短いのは出力の大きいエンジンから動力を伝達するため、必然的にクラッチに負荷がかかるからです

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