４WDは前後でタイヤのサイズを同じにしないと、デフなどに負担がかかり、故障の原因になると聞きます。

Question

外径を変えなければ大丈夫と言う人もいるのですが、違うデザインのホイールで、重さが違っても大丈夫なのでしょうか？
重さが違ったら、タイヤを回転させるために必要なパワーも違ってくると思うのですが、どうでしょうか？

ちなみに、違うデザインを履くわけがないと思う人もいるかもしれませんが、ルックスにこだわらない走り屋は、前後で違ったり、バンパーの色が違ったりします。

補足

dotetin117さん 同じホイールでオフセットを変えた場合、重さのバランスが変わりますが、こういう場合は何も負担にならないでしょうか？

Answer 1

ホイールの重さがちょっと違う程度は、タイヤの接地面を常時ズルズル引きずっている抵抗に較べたら屁でもありませんよね。

どう設計されたか、が問題です。
前後同サイズの設定で設計された４WDなら同サイズです。
ポルシェ９１１のように、最初から異なるサイズの設定で設計されているなら、その設定を守ること。

何でもそうですが、素人考えでいじくり回すのが、一番の故障の原因です。

Answer 2

もともと前後輪を同じサイズに設定されている機械式の四輪駆動車の場合、前後に違う外径のタイヤを履くとほぼ間違いなく壊れます。

四輪駆動にも色々な制御方式がありますが、基本的に前輪と後輪とをつなぐ装置(センターデフや電磁クラッチやビスカスカップリング等)があります。前後輪の回転差があった場合、しっかりタイヤがグリップしていると、その前輪と後輪の回転差を吸収させられるのは、前後輪をつなぐ装置になります。
結果、走行中その装置がどんどん加熱していき、最悪の場合は車両火災に発展することもあります。

従って、摩耗したタイヤを交換するときは四輪一緒に銘柄を揃えて交換する必要があり、空気圧も四輪揃えるのが基本です。

前後輪で外径を揃えればいいからと、例えば～
前 215/45R18 外径651
後 245/40R18 外径651
を同じリム幅の7.5JにはかせるのもNGです。この場合、リヤタイヤの方がフロントタイヤをよりも外径が大きくなってしまいます。太いタイヤを狭いところに閉じ込めた分、ドレッド面が外径方向に広がるからです。

もしも、上記の前後サイズをはかせるならば、前7J、後8.5Jであれば外径が同じになります。ランボルギーニやカレラ４やGT-Rのように初めから前後のサイズの違う四駆が、タイヤの銘柄指定に厳しいのはそのためです。

このように前後のリム幅違いは要注意ですが、ホイールのインセットや重量の違いは基本的には四駆システムそのものを直接壊す要因にはなりません。但し、三菱のAYCのような左右の回転差を能動的にコントロールして車両の旋回力を高める仕組みの場合には、インセットを大幅に変更すると制御に影響があると思います。コーナリング時の左右の回転差が変わってしまうためです。

ホイール重さは加減速、サスペンションの追従性には悪影響を与えますが、四駆のシステムそのものには直接影響を与えません。

Answer 3

>>ルックスにこだわらない走り屋は、前後で違ったり、バンパーの色が違ったりします。

それは単に四本揃いのホイールをネットで落すお金が無いとか、ガードレールでぶつけたバンパーを、塗装するお金が無いとかです。
ルックスには拘っていませんが、カスみたな改造をして、走りもゴミみたいな車なのが普通です。

Answer 4

Ｒ３５のＧＴ－Ｒはタイヤの扁平率からして違いますしリム幅も違うのだから重さも違うでしょう。結局、外径だけ合わせればいいってことなのでは。

Answer 5

タイヤの外径が同一なら基本問題無いと思います。
ただ外径が同じでも扁平率が変わったり、性能差の有るタイヤを履くと、遠心力による外径の変化やグリップの差で、車の性能が犠牲になる可能性が有ります。

走りとルックスどちらに重きを置くかでしょう。