エンジンを逆方向に回したらどうなりますか？ エンジンの回転方向は一方向に決まっていますが、工具などでクランクを逆方向に回すとどうなりますか？

Answer 1

＞現在タイミングベルトを交換途中なのですが、何箇所かのサイトで「逆に回してはいけない」と書いてあったのですが、そんなこともないのですかね？？

私も〝むやみ”に逆に回すなと、言っていますが・・
当然各エンジンに由るんですょ・・旧ベンツ等のＶ8では、左右バンクが一本のチェーンなので、走行キロ数が多く成って来ると、其れなりにチェーンも伸びてくるので、逆回転させるとバルブタイミングのズレから、殆どの場合ピストンとバルブがヒットします。ポルシェの911シリーズでも旧タイプのチェーンテンショナーは圧送式では無い、ハネかけ式なので、逆に何度も回すとテンショナーがフリー状態に成り、同じ様にバルブヒットを起す危険性が有ります。

タイベル・タイプに於いても、逆回転はテンショナーが遊んだ状態になるので、テンショナーの逆側に〝弛み”が出て、タイベルの駒飛びを起す危険性が有ります・・バルブがヒットしないタイプで有れば、全く問題は有りませんが、そうで無い場合はバルブを曲げてしまう危険性が有ります。嘘では有りません・・しかし、其れなりの手順を踏んで作業をすれば、何の問題も有りませんし・・駒飛びを起しても正規に戻せば良いだけの事です。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました！

Answer 2

手で回す分には逆回転させても全く問題ないですよ。
普通にオルタネーターやコンプレッサーのベルトを交換する際などにも、クランクプーリーを逆回転させることはありますし。
ただ、タイミングべるとを外した状態では、正逆どちらの方向でも、クランクシャフトを大きく回転させるとバルブに干渉する可能性があるので気をつけましょう。
車種によっては、タイミングベルトのテンショナーの張り具合を調整するのに、逆回転させるように指示されたものも存在しますので、逆回転させること自体は何の問題もないはずですよ。

Answer 3

近年のは外部動力で逆に回転させても始動しないだけで回りますし、逆に回したからと言って故障もしません（後端に付くATはオイルポンプが回らないか給油不足で故障しますが）。

昔のDiesel機関や小型漁船に搭載されていた焼き玉機関は逆転運転も可能でした（自力で回り続ける）。
近年のDiesel機関は噴射ポンプ内に逆転時は燃料噴射を止める機構が付いています（その為に各噴射ポンプの12桁銘盤に回転方向を示す記号が刻印されています）。焼き玉エンジンは逆転させる事で船（ポンポン船とは焼き玉機関異名）の進行方向を変えていましたが、燃費の悪さや始動時にトーチ等が要る煩わしさ等が有り.....50年くらい前頃から他の機関（Diesel)に取って代られて今では博物館（安浦市郷土博物館だったかな？）でしか見ないですね＾＾；

1970年頃のSuzukiの4輪用2スト360㏄3気筒機関は逆転運転も出来ていました。（下り坂などではヤバイです）それを逆に利用してRRのレイアウトに代えて行うRace競技などでは専用のKitまで売られていました（ｗ。
バイクでもYamahaDT125R/X34は逆転始動していたような....
Suzukiの50㏄実用車は後進押し掛けもOK（今のは電子点火だから逆転不可）。
まあ、帝国陸軍の戦車でも後進は機関を逆回転させていたと台南で航空整備兵だった先輩からも聞き、旧海軍の呉工廠の関係者（航空発動機の職工さん）から聞いた事も有ります＾＾；

火花点火機関のポイント方式は点火時期が不確実な為に、4ストでも2ストでも条件さえ合えば逆転で動く場合が有ります。それを防止するためにディストリビューター内のローターに羽と言うか牙と言うか放電突起をつけて防止しました。.....メンテフリーを目的に半導体化した近年は、昔の物語になったわけですｗｗｗ

若し旧型の石油発動機にでも興味が有ればトライしてみてください。私はやった事は有りませんが、チョットの細工で逆転始動もすると思います＾＾；。

（画像は1955年頃のKubotaのANですが、手頃な玩具です）。

Answer 4

テンショナーが引っ張られるからしっかり締めておかないと

Answer 5

その逆回転を起こしてエンジンが停止してしまうことをエンストといいます。エンストしてエンジンが止まると思います。でもやらないほうが安全・・・まあいいや。それでは。

Answer 6

吸排気が逆になるだけ。

クランクプーリーボルトで回すと、もしかしたら緩むかもね。

Answer 7

別に問題無く、回りますよ！