プジョー 308 (ハッチバック) 「バランス型ハッチバック（ゴルフ７に勝る?）」のユーザーレビュー

バランス型ハッチバック（ゴルフ７に勝る?）

2016.7.4

総評

総評としては、たいへん素晴らしいクルマだと思う。

くどくど言う前に、ぜひ試乗してほしい。特に何の比較もせずにゴルフ７を検討している
方には、ぜひ試乗して、乗り比べてほしい。


３０８ VS ゴルフ７（コンフォートライン）
ダイナミックセーフティテスト（ＤＳＴ）対決動画
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https://www.youtube.com/watch?v=09KWZVzvTlI

清水さんのいう評価をどのように感じるか、ぜひ皆さんも確かめてほしい。

満足している点

・控え目だけど気品のあるプジョーらしいエクステリアデザイン
・同クラスの輸入車と比べても優位性あるインテリアデザイン
・１．２Ｌ＆ＡＴのエンジン・トランスミッションの素晴らしさ
・高速走行やスポーツ走行にも対応できる足回り
・ハッチバックとしてのバランスのよさ

不満な点

・渋滞・街中の低速走行ではすこーし固いと感じる足回り（利点とのトレードオフだが）
・シャシーが圧倒的に勝ちすぎている。もっと強力な楽しいエンジンがほしい（→ＧＴラインやＧＴＩモデルで対応可能）

デザイン

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走行性能

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＜デザイン＞
斜め前からの顔つき

昨今の日本車のようなどぎつい顔はしていないがハッとする精悍な顔だち。

おしりから

これまた艶っぽいおしり。本物は写真よりさらに艶っぽいのは仏車の専売特許。

＜走行性能など＞
運転席まわり

最近のプジョーのコクピットの流れをくむものでハンドルが真円ではなく、小型飛行機の操縦桿みたいに長方形に近い丸。それに伴って、スピードメーターなどの表示はハンドルの上から見るというちょっと変わった構造。
なお、スポーツドライビングに対応すべく、パドルシフト（ハンドルから独立したもの）がついているのがステキ。

＜エンジン・トランスミッション＞
インターナショナルエンジンオブザイヤーを連続受賞した、１．２リッターターボにアイシン製６ＡＴ（トルコンステップＡＴ）の組み合わせは秀逸。
「ほんとに３気筒、１．２！？」との触れ込みを見るが、私も運転して「ほんとに３気筒、１．２！？」と驚愕した。
低速からしっかりトルクのある途切れない加速を見せてくれる。時速１００キロくらいまでなら不足は全く感じない。
試乗なのに高速道路を利用させてもらったが、時速１００㌔程度なら「トリモチでくっついている」ようにベターっと安定している。ハンドルもしっかりロードインフォメーションを伝えてくる。
とても素晴らしいエンジン・トランスミッション。

＜スポーツモード＞
このクルマにはスポーツモードが搭載されている。スイッチを押すと、メーターが赤色に変わり、トルクや瞬間ブースト圧などが表示され、ハンドルが固くなり、足回りも固くなるなど全体的に引き締まる。運転感覚としては、よりトルクが出て加速が良くなり、音がかなり戦闘的になる（一部スピーカーで出しているようだが私はそれでも好き）。
この値段のクルマでこのようなモードが搭載されているのはかなりお得か。
私は試乗中、８割くらいはスポーツモードで運転していた・・

乗り心地

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＜乗り心地＞
乗り心地は、固いかやわらかいかでいうと、「少し固め」程度か。でも、不快に感じるものではなく、あくまで「しっとり＋しっかり」というプジョー独特のもの。

＜静謐性・振動など＞
同クラスの輸入車の中では頑張っているほうではないか。
内装の質感は、同クラスの輸入車と比べてもかなり高いほうで、購入したら満足できるかと。

試乗車にはサンルーフがついていた。後席の家族などには好評となるのではないか。

積載性

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ハッチバックのため、それなりに積めると思われる。

後席の様子

後席もなかなか快適。４人家族くらいなら、どんと来いか。

燃費

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試乗のため不明も、カタログ燃費とほぼ変わらないのが欧州車のいいところ。
実燃費はかなり飛ばしても１３～１５/L　は固い（高速だともっと伸びる）。

価格

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故障経験

試乗のため不明（近年の仏車はほぼ壊れない）。