2024年9月
■2024年9月
ステランティスジャパンは、プジョーブランドのCセグメントハッチバック「プジョー308」の限定モデル「308 GT ハイブリッド スペシャルエディション」を2024年9月5日に80台限定で発売した。
今回の限定モデルは、「2024 FIA 世界耐久選手権」の第7戦「富士6時間耐久レース」への参戦を記念したもので、WECマシンのプジョー トタルエナジーズ 9X8のハイブリッド技術が応用された「308 GT ハイブリッド」がベース。特別に追加される装備はドライブレコーダーのみだが、その他にプジョースポールグッズ(サングラス、キャップ、キーホルダー)と、プジョー 9X8ステッカーのプレゼントも含めて、価格はベースモデルから据え置きの572万7000円としている。
ボディカラーは、オケナイトホワイト、オリビングリーンおよびペルラネラブラックの3色を設定。パワートレーンはベースモデルから変更はなく、システム出力165kW(225ps)、同トルク360Nmを発揮する1,6リッター直列4気筒ターボのプラグインハイブリッド。12.4kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードによる一充電走行距離は71kmとなっている。
■2025年1月
ステランティスジャパンは2025年1月23日、プジョーのCセグメントハッチバック「308」の特別仕様車「シエロ ブルーHDi」を発売した。限定台数は60台。
今回の特別仕様車は、最高出力130ps、最大トルク300Nmの1.5リッター直4ディーゼルターボエンジンを搭載する「GT ブルーHDi」をベースに、「308」として初設定となるボディカラー「オブセッションブルー」を採用。さらにスライディングガラスルーフを装備したモデルだ。
そのほか、ベースとなったグレードと同様に、運転席にはメモリ機能付きパワーシートおよびアルカンタラと人工皮革を組み合わせたシートや18インチアロイホイール等を装備する。
■2025年6月
ステランティスジャパンは、プジョーのCセグメントハッチバック「308」にハイブリッドモデルの「GT ハイブリッド」を設定して、2025年6月4日に発売した。
今回設定された「GT ハイブリッド」は、最高出力100kW(136PS)、最大トルク230Nm/を発生する新開発の1.2リッター直3ガソリンターボエンジンに、電動モーターを内蔵した6段デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたマイルドハイブリッドモデルだ。電動モーターのアシストにより、発進停止時の振動が抑制され、低速からの力強いトルクの立ち上がりとともにスムーズで心地よい加速を味わえるという。低速時には100%電動走行も可能で、走行状況によって約30km/hまでモーターのみでの走行ができる。WLTC モードでの燃費は20.6km/Lで、既存のガソリンエンジンモデルと比較して約15%向上している。
1.2リッター直3ガソリンターボエンジンは新開発とされ、前型と比べ全体の約40%のパーツを刷新したという。具体的には、タイミングベルトから強度の高いタイミングチェーンに変更するとともに、ミラーサイクルを採用。また、ターボチャージャーの可変領域を拡大し、インジェクターの高圧化を実施したほか、ローラー式バルブリフターによる摩擦低減を図っている。その結果、最高出力は6PSアップ。ハイブリッドシステムトータルでの最高出力は145PSとなり、ガソリンエンジンモデルと比べて約11%の出力向上を実現したそうだ。
ボディカラーは、オブセッションブルー、エリクサーレッド、ペルラネラブラック、オケナイトホワイトの全4色を設定した。
なお、マイルドハイブリッドモデルの「GT ハイブリッド」の設定に伴い、プラグインハイブリッドモデルは「GT プラグインハイブリッド」に車名が変更されている。