2003年式のプジョー３０７ブレークのオートマに乗っているのですがミッションが急に外れる感じになります。

Question

急に外れる感じとは４速オートマなのですが変速が変わらず３速のままとか２速のままになるのです。ディイラーに行ったところ何件か例があったとのことで、最悪ミッションを変えることになるみたいです。知り合いの車やさんにも聞いたところ２０７位からよく聞くみたいです。それでもリコールにもならないでしょうか、プジョーに乗っている皆さん同じようなことはないでしょうか？

Answer 1

PSAグループのAL4というトランスミッションは弱いという事例が多いようですが、それはメンテすらろくすっぽしない見た目だけを優先するフランス車ユーザーが増えたためで、実際はそこまで強調するような事態ではないし、欧州車のATなんか消耗品なので。
そもそも欧州車を右H＋ATで快適に乗りたい。という考え方が大前提で間違ってる（ヤツらは日本人ユーザーの要求を満たせるような技術は持ち合わせていない）ので、そういう不便や不満が出てきたら欧州車を降りた方が良いかもしれません。

Answer 2

それよく起こる事例。というか長く乗ったオーナーは一度くらいは体験してると思う。

２０７～じゃなく、～２０６・３０７と２０７の初期の頃のモデルまでよく起こった。
ATFの定期的な交換をしないからという人もいるけど、あんま関係ない。車検ごとに２万キロ以内で交換繰り返してても起こるやつは起こるから。

また正規店でも１０万キロまで無交換でいいって公言しちゃうとこもあるし、５万キロだの６万キロだのその店によって様々。まぁ１０万キロまで無交換でいいなんていうのはその前に乗り換えるだろうってな前提で言ってるんだと思うけどね。(VWのDSGと同じ)


あとリビルト品の流通も少なからずあるけど、ディーラーによってはリビルト使うの嫌がる店もあるし、分解整備で部分的整備をせずアッセンブリ交換を促すかもしれないから、その辺は問い合わせてみるしかない。応急修理してクレームつけられるの店としては嫌だからね。

Answer 3

え～と、307に搭載されているATは欠陥があるようで、2万㎞毎のATＦ交換をしないとソレノイドバルブが詰まってしまい、完全に壊れてしまうとミッションを交換するしか無いそうです。それでもプジョーだったらリビルト品が手に入るはずなので、30万円くらいで修理できるって話ですよ。
それとこれは207位から良くある不具合ではなくて、206、307に多い不具合なんだそうですよ。（私は106と206に乗っていたことはあるのですが、どちらもMTだったのでこの不具合は経験無しです。）
207や308であれば、全く別物といって良いレベルに仕上がっているらしく、同様の不具合はほとんどないはずです。（とはいえ308だと現行モデルはスタイル以外6ATなので明らかに別物ですね。）

完全に壊れていないとして…… ソレノイドバルブを対策品に交換して、ECUのアップデートをするので直るかもしれませんので、検討してみてください。費用は8万円くらい？ たぶん10万円はかからないと思います。
それでリコールなんですが、リコールとは違ってサービスキャンペーンみたいなのでECUのアップデートを無料でやっていたそうなのですが…… 期間が終了してしまってますね。

とりあえず、まずはディーラーさんにいろいろ相談してみてください。

ただ、2003年車ですし、そのくらいの不具合は当たり前くらいに思っておいた方が良いですよ。だってプジョーですもの…… 特にその辺りの車は良く壊れるみたいですね。
といっても、私の乗っていた106はドアノブが取れたのと、エアコンの内気外気切り替えが効かなくなったくらいだし、206はオーディオの表示が変になったくらいだったかな？ 307だって、メンテナンスさえしっかりしていれば早々壊れる車じゃないと思いますよ。
そういった不具合が気になるなら、新車とまでいかなくとも現行型の車に乗り換えてみるのも良いかもしれませんし、国産車に乗り替えるのも良いかもしれませんね。

ちなみに、最近の輸入車って全く壊れないってくらい壊れなくなったと思います。今乗ってるボルボC30（新車購入から4年半）とゴルフGTI（新車購入から5年半くらい）は今のところほぼノートラブルです。（ゴルフに窓落ちがあっただけ）プジョーだってそう簡単に壊れたりはしないはずです。