今が買い。買い物からサーキットまで
カルタスGTIのあと、新車で購入。ルノーメガーヌを始め、マニュアル車をいくつか候補に挙げ試乗もしたが、スポーティな
2012.1.9
- 総評
- 今が買い。買い物からサーキットまで
カルタスGTIのあと、新車で購入。ルノーメガーヌを始め、マニュアル車をいくつか候補に挙げ試乗もしたが、スポーティなエンジンとハンドリング、軽量でコンパクトなボディーが決めてとなる。207を待つことも検討したがハイパワー系はさらに遅れるとのことで106に決断。
軽快で取り回しの良いサイズ。低速からトルクフル。フラットかつスムーズに吹き上がるエンジンで、街中でも実に扱いやすい。さらにノーマルでワインディングもご機嫌。前のカルタスGTIはさらに軽く、くるりと曲がる、暴力的なエンジン。過激な車であったが、シャーシは弱くトラクションもかからずやたらと空転していた。106はややマイルドでしっとりと素早く、女性的というか、おしゃれなスポーティカー。ホットハッチというよりウォームハッチかな。スカットルが低く、前後左右の路面が見渡せるので、山道でも実に走りやすい。ここではホット。
購入当初よりトラブルがちょこちょこあり、7年めぐらいにコンピューターユニットを完全に交換してからやっと快調になった感じ。これもセンサーではトラブルは発見できず。最近は年式相応で電送系にトラブルがちらほら。個人的には許容範囲だが、日本車的な物を求めると不満かも。
あらためて書くと短所が多くなってしまったが、長所と短所は相反することが多いので、何をとるかと言ったところ。実に良い車との思いは強く、106ラリーはきっともっと楽しいだろうと思う。しかし街中で見かけることも少なくなってきた。ディーラーでは登録は現在5台だとのこと。もう少し大事に乗ることにしよう。逆にこれからが面白いところ。サーキットデビューも思案中。値も下がり今が買い。若い人に乗ってもらって、車の楽しさを知ってほしい。
最近はこんなコンパクトな車が少なくなってきた。軽と小型の間のサイズはもう生まれないのであろう。スイフトスポーツには期待。後エンジンが1000回転のびるとベスト。また、エスクードのV6をチューンしてのせ、モンスタータジマモデルとして出してくれないかなあ。でもトヨタブレイドと同じか、どうして売れないのだろうなあ。86はどうなるのだろう。
- 満足している点
- ○まず乗っていて楽しいこと。これが1番。
○コンパクトなボディ。街中の買い物も楽々。
○フラットでふくよか、かつ伸びの良いエンジン。乗りやすくフィールの良さは文句なし。
○ワインディングで楽しめる軽快なステアフィール。山道では速し。
○ドライビングポジションが良い。足下が狭くペダルは右に寄っているが、すぐになれる。シート位置が高くはない。父のビッツなど広いがシートも高くスポーティではない。
○これ1台でお買い物から、サーキットまで何でも楽しめる懐の深さ。
○コンパクトであるが4人はとりあえず乗れ、シートを倒せば荷物も載る。
○派手さはないが、シンプルで飽きのこないデザイン。
- 不満な点
- ●チープでプラスティキーな内装。個人的にはシンプルで嫌いではない。
●やはりフランス車。小さなトラブルが多い。個人的にはこの程度は覚悟の上である。
●シフトのフィールは、ぐにゃぐにゃしてもう一歩。
●コンパクトな車の割に燃費はのびない。街中メインなので9kmていど。高速をあまり走っていないが、ローギヤードでエンジンが回るので12kmぐらい。
●サイズからタイヤチョイスが限られる。
●フランス車はよく猫足と言われるが、こちらはストロークは短くドタバタする足回り。
●ヒール&トーができないペダル配置。シビックRSやカルタスGTIは実に良かったのに。
●弱い塗装。手入れ不足もあるが、表面のクリアーがはげてきた。
●高速では直進性よく問題なく走るが、路面が見えすぎて疲れやすい。また長距離にはやや狭いか。雑誌ではGT的にも使えるとあるが、ハイスピードクルージング向きではない。
●後席はシートが低く足下が狭いので、長距離はきつい。
●夜間メーターが暗く見にくい。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験