日産 ティーダ 「足りないのは上質だけ！ これが、サ...」のユーザーレビュー

足りないのは上質だけ！ これが、サ...

2007.7.28

総評

足りないのは上質だけ！

これが、サニー、パルサーの後継かと思うとおじさんは涙が出る程嬉しい。まさに隔世の感。ライバル車に比べると「なんであっちはああなってるのにこれは！」と思っていたのが懐かしい。なんか突然変異っぽいので、モデルチェンジの時には改悪されるかも・・と日産さんをまるで信用できない私をお許し下さい。

現在は、仕事でもプライベートでもこいつとがんばっているので、道具としては良い車と思います。唯、車大好きの人がメインカーとして使うのは駄目かなと思います。運転する楽しみはあまりないですね。

不満な点をすべて改善すると、おそらく300万円以上の車になってしまうと思われますのでこのサイズでは売れたもんではないでしょう。

本当はステアフィールとか、足回りとか改善できると思うのですが、そういうところにお金かけてもライバルに勝てませんものねぇ。商売は難しいと言う事を考えさせてくれる車です。

気になっている人がいたら是非、試乗してください。こいつは日産の突然変異です。寿命が短いかもしれませんから今のうちに。

満足している点

室内の居住性

コンパクトカーで、この居住性は自分にぴったり。自分は比較的おしりが大きいみたいなので、このクラスの車でこの椅子はありがたい。

子供が小さく、後席に乗せるので付き添いの大人も後ろに・・と言う使い方が多いので、ゆったりした後席スペースは今の自分にフィットしています。後席を重視したコンパクトカーは国産には皆無と思います。

以外な高燃費

ＣＶＴは実は効率悪いなどと、雑誌で読んでいたので期待してなかったのですが、思ったより良い。街中リッター12キロ～14キロ、郊外では15キロを超える事も多いです。もちろんそれなりのゆったり運転ですが。

ＣＶＴのセッティング

このＣＶＴ、良いところも悪いところもありますが、良いところはワインディングでもリズム良く走れるところ。コーナー手前減速、向きを変え脱出でアクセルを踏み足すという時、ちゃんとトラクションがかかります。ＡＴのＤレンジではまずタイミングが合いませんから、仕方なく自分で変速する事も多いですが、この車はちゃんとシームレスにコーナーを抜けられます。もっとも、速く走る車ではありませんのであくまでゆったり、リズムを持って・・程度の速度域の話しです。

不満な点

直進性の悪さ

最初は気にならなかったですが、しばらくすると気がつきます。中古で購入したからアライメントが狂っているのかと思い、測定までしてしまいましたが、問題無しで、良かったのか悪かったのか。

ハンドルセンターでのグリップ感が薄いんですよ。ハンドルは切ってないので大丈夫なんでしょうがタイヤの向きが分からないような感じで、要はタイヤインフォメーションがステアリングを通して伝わりにくいですよ。これは車としては致命的かもなぁ。

タイヤが悪いのか（純正のＴＯＹＯ　Ｊ５０）、この電動パワステが悪いのか素人は分からないので妄想ばかり膨らみます。（笑）

タイヤを年末には交換予定なのでそこではっきりするでしょう。


ＣＶＴ

悪いところです。例えば走行中、前の車が急ブレーキ。あわせて自分もブレーキを踏み減速、前はまた走り出しているので、自分も加速・・と言う街中で良くあるケースで、思ったように加速しません。ＡＴならキックダウンでなんとか加速しますが、この制御がいまひとつ。新車は改善してるのかも。

ばたばたな足回り

がんばっているとは思いますが、皆様指摘のようにドタドタ、バタバタとなんかばね下が重い様な動きです。やっぱりフロア弱いんでないの？
と疑いたくなります。

内装の色

ブラウン系なので（グレードＭ）汚れ目立つ。子供のせるとなんかヒヤヒヤしちゃう。しょうがないけど。

おまけで後席の肘掛。

リクライニングすると一緒に上に跳ね上がるので子供が「これ下がらない」と怒ってました。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験