コンパクトミーツラグジュアリー
ティーダには何回か触れた事があります。この車は2004年の発売当時は150万円代で高い質感やシーマを凌ぐ室内空間を実現
2012.5.11
- 総評
- コンパクトミーツラグジュアリー
ティーダには何回か触れた事があります。この車は2004年の発売当時は150万円代で高い質感やシーマを凌ぐ室内空間を実現したのをきっかけに大ヒットしました。発売して6年以上経つが、今だに古臭さを感じさせない質感、触感の高い内装、今でも十分通用する車内空間の広さ、しかも、リアシートスライド&リクライニングとかができるし使い勝手も上々で4点満点。と内装には何回か触れたことがある自分も相変わらず満足だったが、一つ気に入らないところが・・・それは前期型では感心した柔らかい素材のダッシュボードパネル&ドア上部の質感が後期型では普通のプラスチックになってるのと、内装のその他もろもろコストダウンされているとこ。中古で買うなら2008年以前のモデルをお勧めします。内装はまずまずだが、6年経ってる故、乗り心地、走りは古臭さを感じます。また、運転席シート調整レバーが内側にあるのは理解に苦しむし、座り心地は硬いだけでサポート性がない見かけだけのシート。また、腰高な着座位置は長時間操作に
悪影響を与えるとかの不満も。エンジンアイドリングは現行キューブ、ジューク等と同じエンジンのHR15だけあって静かで無振動に近い。走り出しは初速から中間加速では全く不満ないどころか軽快感がある中々の加速で同クラスのジュークや現行キューブと比べると、軽やかな走り。この2台と比べて20kg、40kg身が軽いのが効いてるからか。3千回転までは中々の滑らかでそこからは息苦しいさは隠せない。
↓この続き
- 満足している点
- 特に高速の登坂&追い越し&合流はジュークの方が一段パワーがある感じで、これはエンジン設定のせいか
?ティーダは街乗り&燃費重視、ジュークは高速重視とかのエンジンセッティングだろう。コーナーリングはハッキリ言って古臭い。また、内装に金を掛けた分足回りをケチったのか?それか6年経っている性か、街中の曲がり角&低速コーナーでもロールが大きいし、踏ん張らない。この出来の悪いシートと腰高な着座位置と相まって、横Gに結構耐えきれない印象で、中速コーナーでは結構気を使う。低速のステアリングフィールは軽すぎるくらいで、遊びが大きいと言うか、ワンテンポ遅れて反応する感じです。低速でも全くステアリングインフォメーションが伝わらないから高速なんか、フワフワしていて不安定です。そして、高速コーナーリングは90キロ位はまあまあ不安感がある程度だが110~130キロ辺りでは恐ろささえ感じてとてもではないが、疲れる感じです。高速安定性は四角いボディの現行キューブ(Z12)に比べても悪い程度で、
常にフラついて、車体がブレる印象です。ブレーキフィールはスイッチのON、OFF的な感じで、コントロールしにくいです。また、カックンブレーキになりやすく、特に高速からのブレーキングは結構神経を使います。と古臭い足回り&ブレーキでした。しかし、他のレビューが言っていたような危険な走りではないです。乗り心地は運転席ではあまり分からなかったが、助手席とリアシートに座っていると異様に硬い感じがします。↓この続き。
- 不満な点
- 助手席とリアシートにも乗ったが、運転席では「それほど悪くはないぞ」だったが、助手席に乗った瞬間、意外に硬いっ!しかし、懐の深さはなく、足回りが動いていないのか?ショックの吸収しなささが結構気になりました。荒れた道路では常に揺さぶられてピョコピョコと跳ねるし、揺れ返しも大きいくて鈍いショックで中々収まりの悪い突き上げ。、荒れた表面のザラつきも直接と言って良い程伝わって来ます。特にリアシートに乗った時は乗り心地の悪さは更に露骨に現れます。こんなんで、リアシートをスライドして乗ったらキツイだろう。とにかく全体的の乗り心地は悪い座わり心地で腰高な着座位置と相まって、出来の悪いミニバン見たいな感覚さえ覚えました。しかし、乗っていられない程ではなく、180SXやシルビアなどから乗り換えれば満足出来る乗り心地だろう。と辛口評価だったが、6年前だったらこんな出来でも満足だったかもしれません。今年9月に次期型が出て、3ナンバーになる様だが、大型化したら今までティーダの売りだっ
た「コンパクトミーツラグジュアリー」ではなくなってしまいます。今月FMCしたカローラの様に小型化をして、売りだった室内空間を両立する事が大切だと思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験