上市の予感『ティーダ S-tune プロト』
NISMOが大阪オートメッセに参考出品した、日産『ティーダ』ベースの
『ティーダ S-tune プロト』
2008.2.16
- 総評
- 上市の予感『ティーダ S-tune プロト』
NISMOが大阪オートメッセに参考出品した、日産『ティーダ』ベースの
『ティーダ S-tune プロト』
このコクピットに、先日会場で運よく入ることができました。
もし、上市されれば、きっと人気車の予感?の参考出品のこのNISMO
『ティーダ S-tune プロト』について感じた点 簡単に触れます。
- 満足している点
- 『ティーダ S-tune プロト』は2007年に東京オートサロン2007に参考出品され
其のころからのデザインとは、エクステリアデザインは明らかに変わっていました。
個人的にはこの2007タイプがスポーツ感が強く好きなのですが、やはり 現実的な
価格帯でのパーツ上市を意識して、より現実的なパーツデサインにリメイクしたのでしょう。
参考出品の装着部品 オンパレードですが、上市の予感がします。
そのデザイン・コンセプトは、【より速く、より扱いやすく、そして気持ちよくストリート
を走ることにフォーカス。クルマ本来のポテンシャルを引き出しながら、ノーマルとは別次元
の速さと、意のままに操る楽しさをドライバーに提供】とのことです。
この車の変更点は、エクステリアが「フロントエアロ」、迫力の「ブラックアウトグリル」、
張り出すようになっている「サイドシルエアロ」、特徴的な「リヤアンダーエアロ」、
「ルーフスポイラー(日産純正オプション)」、「ステンレスリヤマフラー」の6点。
専用カラーリングは、R34GT-R、Z-tuneのようなシルバーベースに、赤・黒チェッカー系の
ストライプ模様ありでした。
なお、エクステリアパーツは(日産純正オプショナルパーツ)のルーフスポイラーを除き
すべて参考出品とのこと。
足廻りは、「S-tuneサスペンションキット」、「S-tuneブレーキパッド」、「専用アルミ
ロードホイール(フロント、リヤともに16×6.5J)」、「タイヤサイズ(フロント、
リヤともに195/55 R16)」という組み合わせ。 タイヤ以外は、すべて参考出品。
次に 車内は、フロアマットがMT車用のオリジナル(参考出品)に変更され、
日産オリジナルのナビゲーションがビルトインされていました。
助手席前のパネルがカーボン仕様になっているのも変更点でした。
また、ボンネット内も、「フロントストラットタワーバー」(参考出品)」と
「オイルフィラーキャップ(ラチェットタイプ)」が入っておりました。
会場内なので、実際走ることはできませんでしたが、NISMOのデザイン・スタンスが
ひしひしと感じられる 非常に凝った作品でした。
- 不満な点
- ただ唯一、一点気になったのが、コクピットに座ったときの違和感。
形容が難しいですが、これだけ、内装・外装が スポーティーなのに
コクピットに座ってみると、『おや?』 やはり何かが 変なのです。
当方が、この車のシートポジションの正しいあわせ方を、もしかしたら正しく
知らなかっただけかもしれませんが、ステアリングと、シート、そしてルーフ間の距離感、
シフトレバーとの距離感 すべてに 微妙な違和感がありました。
例えば、インプのstiや、新型アテンザ、各種等は この距離感のベストポジションが
きっちり出せるのに、『ティーダ S-tune プロト』はなぜか、ベストポジションを見つけ
出せませんでした。
この車の魅力を確固たるものにするためにも、この部分はきっちり煮詰めて、妥協なく
上市してほしいですね。
ラグジュアリ・ミーツ・コンパクト、のティーダに、スポーツテイストをふんだんに盛り
込んだ、NISMO仕様の上市に期待です。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験