なぜ日産は９０年代から没落が始まったのですか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Question

８０年代まではシーマもセドリックもローレルもスカイラインもブルーバードも人気車種だったと思うのですが。
９０年代に入って確かにセダンは人気がなくなって小型ハッチやミニバンやＳＵＶに人気が移行しましたが。
９０年代に入っても日産てセレナとかエルグランドとかラシーンとかテラノはそれなりに健闘したし。
それにマーチは売れ続けたと思うのですが。
よく分からないのですが。
９０年代の日産てそれなりに売れているクルマがあったのになぜ９０年代から日産は没落が始まったのですか。

と質問したら。
バブル崩壊。
という回答がありそうですが。

日産て昔からアメリカ重視だったから日本でバブル崩壊してもアメリカで売れていたら関係ないのでは。

それはそれとして。
確かに９０年代のセドリックやブルーバードを見ていたら日産て悲惨な感じがしますが。
ですが９０年代の日産てセレナやエルグランドがあったのになぜ没落したのですか。
マーチはこの当時はトヨタやホンダの小型ハッチより売れていたと思うのですが。
今の日産より９０年代の日産のほうが売れてるクルマが多かったのに。
なぜ日産て９０年代から没落が始まったのですか。

余談ですが。
９０年代の日産には売り上げに貢献はしていませんがシルビアとフェアレディＺとスカイラインＧＴとＧＴ‐Ｒなどの人気車種があったのになぜ没落したのですか。

Answer 1

なぜでしょうねえ？

それなりに人気モデルが多かった。でも1 台あたりの利益率が低かったから経営が傾き、90年代末にルノーの軍門に降った。そこは間違いない

それまでの日産は新技術開発にも意欲的で、ユニークな商品の提案にも積極的でした。90年代だってそう。それがハイコスト体質に繋がったというのなら、もはやお手上げですね

Answer 2

主に1980年代に日米自動車摩擦を抉らせた挙句1992年に豊田章一郎（故人）がトヨタ自動車取締役社長を退いて実弟の達郎に交代した後も代表権をもつ会長として君臨した為か？達郎は病気に罹患し1995年には社長を辞めさせられた様です。後任の社長となった奥田碩は、章一郎が引立てた人物であり、日本国内の自動車市場におけるトヨタ最大の好敵手である日産や三菱自工、マツダの販売シェアを掠め取る為「ベストカー」等のマスコミを実質買収する形で日産など他社に対する風説の流布し続けた要素が大きいと思います。

具体的には、1970年半ば頃に自動車雑誌に記事を執筆していた故徳大寺有恒が出版した批評本「間違いだらけのクルマ選び」及び続巻及び年度版のうち1989年から1999年にかけて刊行した古書（古書店の他、公立図書館に納本されている場合もあるかも知れません）を読むかぎり、生前の徳大寺が豊田章一郎や奥田と会食した記述等も確認できると思います。

この為でしょうか、他の自動車専門誌に較べて、元トヨタレーシングチーム専属契約ドライバーでもあった徳大寺（典拠：ウィキペディア）は不自然なくらいトヨタ車を持ち上げる反面、ニッサン車や三菱、マツダ（東洋工業）など他メーカー車種だけではなくトヨタ以外の各メーカーの経営陣を扱き下ろす等、とても公正公平とは言えない批評を展開した様です。
たとえば車種別徹底批評の項目では1990年版頃までは設けていた「走行性能」や「後席の居住性」や「推奨グレード」の項目毎の評価を止めた後、どちらかと言えば、出版社の都合及び筆者の好みや客観的評価から主観を述べる内容へと変遷していった様です。
しかも年度版「間違いだらけ・・・」は、大手新聞や雑誌に広告を出稿した為、一般の消費者は徳大寺のトヨタに偏った批評を殆ど疑う事も無く、妄信してしまうヒト達も少なくなかったのではないでしょうか？その結果トヨタの販売シェアだけがムダに膨張したとしか思えません。

私の場合は、旧車に関心を持っている為、旧車専門情報誌や関連サイトだけではなく、自動車雑誌の記事を読んで知り得た古書やカタログを取扱う趣味系の専門店や図書館で当時物の雑誌を購入したり、関連書籍を借りて読む等の方法で1990年当時の自動車業界を調べた事があります。その結果「間違いだらけ・・・」が当時よく読まれた事を知った他、一般ユーザー諸氏がその影響を受ける形で？国内市場の販売シェアがトヨタに都合のいいように推移したと思うのです。
今風に言えば「間違いだらけのクルマ選び」は、トヨタと関係が深い筆者及び出版社による偏向報道の「走り」だったのかも知れません。

Answer 3

なぜ日産は９０年代から没落が始まったのですか。
日産は
日本の自動車メーカーの中で収益に対する借入金が圧倒的に多い。
ブルームバーグが集計したデータによると、
前期のＥＢＩＴＤＡ（支払利息・税金・償却・減価償却前利益）に対する
借入金の比率は８倍。
一方、
トヨタ自動車は4.9倍、
ホンダは4.7倍、
日経平均採用企業の平均は3.3倍