日産 ノート 「技術の日産とは！？」のユーザーレビュー

技術の日産とは！？

2020.3.10

総評

エクステリアデザインと室内空間の広さ、カタログ値並の燃費には満足していますが、後部座席の作り安っぽさとのCVTやエンジンなどの作りの荒っぽさとブレーキの効きが甘く踏みすぎるとシリンダーに簡単に傷が入るのには日産のコストカットが行き過ぎていると実感させられました、
1.2Lクラスでもトルクの無いエンジンを載せてスーパーチャージャーを付けなかったのはメーカーの失敗なのではないかと実感しています。

満足している点

視界が良くアラウンドビューモニターとソナーによって歩行者や自転車などにも反応してより一層の安全運行に意識が向いて居て、燃費もカタログ値を超えて走行しており、室内も広く荷室にもたくさんの荷物を積むことが出来ており満足しています。
後席用にUSBソケットがありそちらでも給電が出来る所には満足です。

不満な点

後部座席の内装がプラスチックのままで前席とは圧倒的なコストカットが目立ってしまっており、アームレストを付けたおかげでサイドブレーキの操作に肘が当たってしまいスライドすればいいのですが、スライド出来ないのでそのままでは扱いづらいです。
USBケーブルもリアはいいのですが、フロント側にあるポートからは外にケーブルを出せないのとドリンクホルダーが500mlペットボトルが取り出し辛いのは設計ミスが目立っていると感じています。
CVTの制御も副変速機が邪魔をしていてアクセルを軽く踏んでも思うように速度の調整が行かず、ブレーキ関係も不具合が続き出荷確認の甘さに不安を覚えました。
1.2LのHR12では車重に対して加速が鈍くトルクも細いので加速が悪いです。e-POWER専用のエンジンとして出した方がいいのではないかと感じます。
コーナリングは安定せず縦方向の振動はいいのですが横方向では車体剛性が弱い事を感じられました。

デザイン

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走行性能

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市街地では取り回しや燃費はいいのですが、高速道路での80km/h以上での再加速ではエンジンが唸るばかりで加速感が無く軽自動車のターボエンジンモデルの方がマシです、
副変速機付きCVTの変速タイミングが悪く日常使用域では扱い辛いです。
足回りは縦方向には強いのですが、横方向になるとアンダーが出やすくワインディングには向いていません。

乗り心地

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縦方向の振動に対しては良いのでサスペンションは固めで乗り味的には市街地走行では加速以外は違和感が少ないです。

積載性

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米袋やトイレットペーパーなどの大きな荷物も乗るのでラゲッジスペースが広く取られているのはとても便利に感じています。

燃費

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カタログ値がリッター18km/Lに対して15～18km/Lで走行しているので燃費性能的には上出来だとは思いますが、前に乗っていたATのオッティと比べると燃費が平均5km/Lぐらい違ったりしていてCVTの恩恵はあまり感じられません。

価格

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故障経験

新車で実走行50kmあたりでホイールマスターシリンダーに傷が入りその後5回程フルードと一緒に交換しました。1万kmでウォーターポンプが壊れ異音が発生し、その1000kmも走行していないうちにファンベルトが鳴り出し交換しました。