日産 リーフ 「N133an系新幹線」のユーザーレビュー

ATR1394 ATR1394さん

日産 リーフ

グレード:ニスモ 2018年式

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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N133an系新幹線

2019.11.1

総評
実はノーマルリーフはかなり前に試乗していた。そのときの印象は「これがNISMOならどれだけ素晴らしいか…」というものであった。ノートeパワーNISMOの足があまりに良かったので、ノーマルリーフの足のぐねぐね感はもったいないと思ってしまったのであった。ただ、満を持してリーフニスモに乗ってみると、かなりの期待値があるにも関わらず想像どおりの良い車でした。鋭い加速、しなやかで且つ無駄な揺れのない芯のある乗り心地。ふと似た乗り物を思い出しました。そう、これは地上を走る新幹線。ちょっと顔も新幹線ぽいし。ノーマルでは足がユラユラしてましたが、NISMOでは引き締まった乗り心地でまさにオンザレール。一般的に評価で「普通」というとあまり良い意味では使われない。しかし、これは良い意味で「普通」と言いたい。EV、ハイブリッドというと、いかにも「それっぽいデザイン」で「それっぽいカラーリング」で「それっぽい乗り味」になっている。「普通」と呼べるカテゴリからはどこかで「妥協」が出てくる。リーフはどうなのか?(ちなみに先代リーフは乗ってません)見た目もエコを主張しているわけではない。むしろかっこいい。カラーバリエーションも「普通の車」でツートンもよく似合ってる。加速感、パワーに関しては、大幅に良いレベル。これはノートeパワーニスモに乗ったときも同じくですが、存分にモーターのパワーを発揮してグイグイ引っ張っていく感じがとても良い。言わずもがなゼロkmからトルクもあるので全速度域でいつでもトルクが得られる。日本の完全EVとしてのベーシックとなり得るのでは。個人的なことを言うと、「オートマチックに減速の概念がない」のはずっと疑問だったんですよね。eペダルはATとして減速を取り入れた一般的な価格帯の車種だと思うんです。それは回生ブレーキとして必然なのですけど、ペダルを離すとかなり減速されます(離したままだと完全停止まで行く)。何かあれば「離せば良い」と思って安全にもなるし、操る楽しさを生み出すシステムでもあります。実際にeペダルで走っていると、EVとかエコだとか忘れて、単純に楽しく運転できます。助手のあゆ氏は「これでMTがあれば…。」とつぶやいておりました。電気MTあれば最高なんやけども。
満足している点
まずデザイン。リーフという同じ名前でも先代とは全くの別もの。何より「エコです」というアピールを無くし、「普通にスッキリしたデザイン」にしたのはすごく良いと思います。私ならエコだからってデザインに妥協するのはイヤです。更にNISMOは赤いアクセントが効いてかっこよく見えます。日常にならなんの不満もない。小旅行もOK。長距離は…条件さえクリアすれば。まぁよほどの長距離移動でなければ行けるはず。PAや日産ディーラー、ショッピングモールで充電と考えれば。今までの車とは違う面白さがあります。eペダルは大きなウリです。慣れれば本当に足一本で加減速が簡単にできるようになる。慣れると他の車はかなり面倒になりそう。ほかのエコカー、ハイブリッドカーからするとコスパは高いです。価格帯と航続距離など全体的に見てよく出来てると思います。

不満な点
Aピラーの見切りの悪さ。うちのGRBと勝負できるレベルで悪い(笑)フロントガラスの広さと、左右ドアガラスの見切りの良さはしっかりあるのだが、ピラーがかなり邪魔。もったいない。あとバッテリを床に敷き詰めているのでリアシートがかさ上げされて、膝の角度がちょっとキツくなっている。毎度書いてるが私の身長は180である。体育座りほどではないが、オサレなカフェとかであるような低い椅子ぐらいの感じの姿勢となっている。ただ苦痛なほどではない。背面の角度がけっこう寝ているので頭がルーフに当たることはない。拳一つは空いてました。長距離は大丈夫そう。それからNISMOは長距離バッテリーのラインナップがありません。営業さんの話ではスペック上は航続距離350kmだが、普段使いの利用では250km行かないんじゃないかとのことだった。これもどこに行くかで変わってくる。私みたいに四国の山なんかに行く場合は、一回あたりの充電でどこまで行けるかは重要になってくる。今のところ航続距離600kmをクリアするのはテスラ モデルSのみと記憶しています。ノーマルのリーフは足回りがちょっといただけない。ぐにょっとした感じが気持ち悪い。操作系のボタンをもうちょっとまとめることができたらなぁと思います。コンソールとダッシュボードに散らばってるのをまとめると良いかなぁと思いますけど、ひとつひとつの機能が間違うと事故に直結するため誤操作を防ぐためにもわざと散らばってるのかもしれません。慣れればどこに手をやれば良いかも馴染むんでしょうか。あと実はけっこうリアの感覚が掴みづらい。リアガラスがアーチ状になっているため、後方のバンパー位置が想像しづらい。まぁそのためにアラウンドビューモニターついてるんですよね。ひとつ気になったのが、eペダルから戻って自分の車に乗ると、「アクセル戻すだけで減速」という頭になってブレーキ踏むの忘れます(笑)自分が一瞬そうなって「おぉ。ブレーキ踏まないと」ってなりました。つまりこれって少しの試乗なのに「そっちが効率的だ」って脳が覚えちゃったんですね。会社で複数車に乗る人とか要注意です。

デザイン

-

走行性能

-

トルクの出方はモーター特有の出だしからググッと引っ張られるリニアで強力なもの。ちょっと踏めば足の動きに敏感に反応してくれます。全開にすれば強化された足でもリアが沈み込む。パワーは全く問題ない。2リッターNAエンジンのスポーツカーで1速発進してそのまま加速し続けるような感じ。これはノートeNISMOでも似たような感じだが、モーターのトルクを生かした強力な加速で法定速度なんて一瞬で到達する。そんなに速度を出していなくても、いつでも出せるパワーがあるのは気分的にも余裕が出る。そしてなんせ日産のステアリング径と太さは良い。切った感じはかなり軽い。「ノーマルより重い」とのことだが十分軽い。低重心と専用の足の相性は抜群。ノートeNISMOよりは重量があるのでフラット感が増加。多少のバンプでも揺れは最小限。ノートがホットハッチならリーフはスポーツセダンと言えそうな感じ。
乗り心地

-

ノーマルのリーフで一番残念だったのが乗り心地だった。けっこうぐねぐねして坂の登り降りやピッチングが気になっていた。しかしNISMOでは完全に改善され、慣れないeペダルの比較的急な停止でもノーズダイブからの回復もピタッと自然に戻る。これはけっこう驚いた。リアシートにも乗ってみたが、リアの安定感も抜群に良い。リアの足がヤワいと上下左右に振られてすぐに気持ち悪くなるのだが、コーナーでも路面に張り付く感があり大きな姿勢変化はない。多少荒れた路面でも突き上げもなくうまくいなしてくれている。高速を走りたくなる乗り心地だった。
積載性

-

モーターと電池以外はないのでスペースは大量にあります。先代も基本的な構造は同じようですが更に広くなったとか。普通なら気にならないんでしょうがラゲッジが深すぎるためにタイヤハウスの張り出しが気になるほど。マフラーも何もないのでできる芸当なんでしょう。
燃費

-

わかりません
価格

-

故障経験
なし

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