日産 リーフ 「乗って楽しい、考えて楽しい、計算して楽しい車です。」のユーザーレビュー

乗って楽しい、考えて楽しい、計算して楽しい車です。

2019.4.6

総評

導入における初期費用はかなり大きなものですが、一度購入してしまいさえすれば、走っても楽しい、コストを計算しても楽しい、自分の運転でどのくらい距離を走らせることが出来るかを考えるのも楽しい、すばらしい車です。

満足している点

電気自動車ならではのメリットといえば一番に出てくるのが、やはりコストメリットでしょうか。
ガソリン代はもちろん、エンジンオイルやエレメント、ファンベルト・スパークプラグ・CVTフルードなどメンテナンス項目も減るので各段にランニングコストは低いです。
車検時も取り替えるものがワイパーとクリーンフィルターくらいしかありませんので、車検も安く済みました。

もちろん、コストだけではありません。
大排気量エンジンのようなトルクに、リニアで扱い易いフィールのパワー感。
グッと踏めば凄い加速をするのに、航続距離を考えゆったりと余裕の持った運転が身につきます。
また、重く大きなバッテリーが車体下面に着いているので、重心が低くコーナーリングの安定感もあります。
攻め込んだりした時のリアルさは怪しいですが、長時間乗っても疲れることの無い乗り心地です。
エンジンが無いので振動も無く、騒音も無い。
タイヤをちょっとワンランク上の静粛性の高いものに換えてあげれば、もう最高です。
40kw車や62kwのe+だとそうはいかないかも知れないのですが、この30kwは凄く充電効率がよく、30分の急速充電でおよそ80～95％ほど回復してくれるので充電時間も全く苦になりません。

また、走行可能な距離ですが、こちらの30kw車は当時のカタログ上で280kmでした。
私の車は3年半経過して66,000km以上走っておりこのバッテリーコンディションで実質200km程度走行が可能です。
この1充電での走行距離がまた面白いもので、自分の走行により大きく変わります。
乱暴な運転をしていれば150kmなどの数値になりますし、回生のコツを掴み丁寧に運転すれば200km以上も可能です。
要は自分の運転次第なので、ある意味で言い訳の効かないシビアな車ですが、これは大変面白い面ですね。

不満な点

うーん、強いて挙げるとなると後部座席が狭く若干座面が高いということろでしょうか。

あとは、良く走ってしまうのでタイヤがどんどんとなくなります。
あ、でもこれは走行距離が増えすぎて相対的に、ということなのでこの車のせいでショルダーがめちゃくちゃ減る、等そういうわけではありません(^^;

デザイン

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走行性能

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前述の通り、力強い加速と、踏み方次第ではリニアなパワーの出方。
Bレンジにすれば強い回生が掛かり、エンジンブレーキのような動きも可能。
ステアリングも素直で曲がりやすく、ブレーキも良く効きます。

乗り心地

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振動がないのと高い静粛性のおかげで長時間運転しても疲れが少ないです。

積載性

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トランクはかなり深く広めなので少々の荷物は大体積めます。
自転車は無理ですが、家電を購入し持って帰る、アウトドアのためにテントや椅子を積む、タイヤ交換の為にタイヤ･ホイールセットを積む、こういった日常的なことはほぼこなせます。

燃費

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この車に至っては1L辺り何km走るかの燃費ではなく、電気1kw辺り何km走るか、の電費になります。
新車購入時から一度もリセットしていない電費計では8.6km/kwhとなっており、この車のバッテリー容量が27kw程度とすると満充電で232kmほど走れる計算です。
この辺りも走り方とタイヤの転がり抵抗などがもろに直結するので楽しいです。

価格

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故障経験

故障はありません。