日産 リーフ 「ややチグハグな車でした」のユーザーレビュー

ややチグハグな車でした

2018.7.3

総評

一泊二日でモニターしました。
東京→山梨（市街地、中央道での高速道路含む）利用状況です。

急速充電30分-80％充電だと約200km程度走れます。
宣伝の400キロというのが頭にあったので、やや肩すかしでした。
（100％充電でも260km程度とのセールスさんの言葉あり）

とはいっても、初代よりも着実に進化、航続距離も向上しています。
感覚的には初代の三分の一程度の充電間隔でしょうか。
日常の足としてならば、この性能で十分。

進化の反面で、ややちぐはぐさを感じたのも事実。
マーチクラスのコンパクトカー（基本は町乗り、時々郊外へのドライブ
のような用途メイン）でこの性能ならば文句は出ません。

しかし、やや大柄なリーフの図体だと、普段は町乗りメインでも
高速を使って遠出したくなります。遠出の際はガソリンエンジン車を
借りれば良いのでしょうが、電気自動車の運転感覚や、低速から湧き出るパワー
感を味わってしまうと、高速も電気自動車で走りたくなるのがもどかしい。

80パーセントの充電で、高速道路でも最低300kmは走って欲しいという感想を持ちました。
（とはいうものの、それで充電時間が伸びるというのも考えものですが・・・
30分の充電で300kmなら文句はありません）

満足している点

・e-Pedal
ワンペダルドライブの運転感覚を味わってしまうと、常にこれだけで
運転したくなります。今回のリーフはブレーキホールドも備わっているので
ペダルを戻して停止～停止状態を維持するまで、一切ブレーキを使わずに
本当にワンペダルのみで運転が出来ます。
・静かで快適な運転感覚
やはり電気自動車。低速から湧き出るようなパワー感は別格。
インバーター音などもほとんど聞こえなくなりました。
・定額の充電料金
現時点では急速充電は2000円定額の充電料金なので、燃料費を考えず移動できるのは
素晴らしい利点だと思います。

不満な点

・プロパイロット
常に小刻みに修正舵が入っているのが気持ち悪い
現段階ではあまり信用出来ない感じでした。
これならクルーズコントロールだけで良いかな。
・充電時間
道の駅で80％まで充電してみましたが、1時間近くかかりました。
日産の充電器では、30分だと70％しか充電出来ず。
↑に関連して
・電池の高温問題
リーフには電池の冷却装置がないようです。
そのせいで電池の温度が上がりすぎ、セーフティがかかるのか十分に
充電が出来ない（急速充電。30分で45％までしか充電出来なかった）ことが
二度ほどありました。7月頭で外気温が32度少々でこれでは真夏はどうなるか、
今後の耐久性も含め不安になります。
（初代では問題なかったので、電池の容量が増え、長時間走れるようになったために
起きた問題のようです）
・航続距離の表示
残り○○km走れると表示がされますが、リニアに表示されず。
5kmほど走ってもまったく航続距離が減らなかったりと、信頼にかけます。
これでは安心して走れない。
・高速道路での移動
電気自動車の特性でしょうか。時速80kmを越えると途端に電費が落ちます。
みるみる減っていく航続距離に不安が。かといってSAやPAの充電スポットは点在している
のみなので、余計に不安が募ります。
・ナビ
純正ナビがついてましたが、案内を迷ったり、遅かったり。
酷い時には四方に進路が表示され、どちらにいって良いのか解らなくなったことも。
これは即修正して欲しいと思いました。
・テレスコ
値段を考えれば、これくらいついていてしかるべき。
・インテリジェント ルームミラー
画像が荒すぎて使い物にならない。もう少し高画質でないととても
使い物になりません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験