日産 リーフ 「2日間、500km強をi-MiEVと2台でツーリングしたが、静粛性・安定性はリーフに軍配が上がると感じた。ただし、回生制動と車速をアクセルワークだけで」のユーザーレビュー

Ernst Carl Ernst Carlさん

日産 リーフ

グレード:-

乗車形式:レンタカー

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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2日間、500km強をi-MiEVと2台でツーリングしたが、静粛性・安定性はリーフに軍配が上がると感じた。ただし、回生制動と車速をアクセルワークだけで

2011.7.31

総評
2日間、500km強をi-MiEVと2台でツーリングしたが、静粛性・安定性はリーフに軍配が上がると感じた。ただし、回生制動と車速をアクセルワークだけでダイレクトに制御する感覚は、i-MiEVの方が圧倒的に優れる。
24時間対応の急速充電器が、一般道ならほぼ全ての道の駅、高速道なら100km間隔のSA/PAに、それぞれ設置されることが望ましい。そうなればリーフは現実的な自動車となる。
長野県諏訪のGSにある急速充電器(無料)を使ったあと、夕方に東京都内まで帰るのに、わざわざ富士河口湖町役場の充電器(無料、24時間使用可)に立ち寄った事実からしても、インフラ整備が鍵となると感じた。
ただ、リーフは先人としての役目は充分果たしているとも感じた。魅力的な自動車だ。
満足している点
窓を閉めて走る際の静粛性はかなり優秀。タイヤのノイズもよく抑えられている。ティーダ・クラスを予想していたが、フーガ・クラスの高級車だった。
窓を開けて走るときも、電動機の音が心地よいし、充分静かだ。風切り音もそれほど気にならない。前席両側の窓を全開にして走っても、前席に風の巻き込みは少なく、快適に自然のなかを走れる。
トレッドの広さのお陰か、下りの山道での安心感は充分だ。回生制動のほうに神経を使いながらも、安心して旋回できる。
不満な点
電気式のパーキングブレーキは使いにくい。押すのか引くのか迷うし、この形にするメリットは感じられない。むしろ、補器電源が落ちると解除できなくなり、アキレス腱と言える。
外観デザインは好き嫌いがあるだろうが、私は最後まで好きになれなかった。前部ワイパー前の間延びしたプラスチック板や、空力には良いという触れ込みの突き出したヘッドライト・ユニット、それに派手で品の感じられない後面デザインは正直勘弁して欲しい。もっとシンプルに仕上げたほうが好感が持てる。
シフトノブも、わざわざあの形でdrive by wireにせずとも、ゲート式で分かり易くしてくれたほうが使いやすい。直感的に使えるシフトではない。
重さが災いするのか、i-MiEVと同条件での走行だったが、峠越えを含む走行では電池容量の違いほどの航続距離の優越は望めなかった。
回生制動は間接的な感覚で、まるで「しなる竹竿の先に土瓶をぶら下げて、数メートル先にある湯飲みにお茶を注いでる」ようだ。リーフのような協調ブレーキ式は"fool proof(何も知らないド素人でもそれなりに使える)ではあるが、EVを知っている人にはかえって使いにくい。i-MiEVのBモードのほうが直感的でダイレクトに回生発電も車速も制御できるので、はるかに使いやすい。
"EV for apes"や"EV for dummies"も有っても良いが、すべてがこの方向だと困る。クルマは機械でもあり、機械の好きな人が主体的にコントロールする要素も残しておいて欲しいのだ。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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