日産三菱共同開発車の件でどうしても気になることがあります。

Question

日産が次期車を開発するにあたって現行車を調査したら不正が発覚したそうですが、2013年に発売する前の段階でなぜ気づかなかったのでしょうか？

確か合弁会社を立ち上げて共同開発したと言っていましたが、車両の評価は全部三菱に任せていて、日産はノータッチだったのでしょうか？

もちろん不正を行った三菱が悪いのは当然ですが、三菱の評価結果を精査せず、自社での評価もせずに販売にこぎつけてしまったとしたら、日産も被害者面ばかりはしていられないのではないでしょうか。

三菱の車であると同時に日産の車としても世に出すのですから、開発が三菱主導だったとはいえ、両社で責任を持って確認をすべきだったのではと思います。

日産が作った車だと信頼して買ってくれたユーザーに示しがつかないと思います。

Answer 1

日産は軽自動車を造る技術が無いから三菱と提携を結び、軽自動車開発の子会社NMKV(Nissan Mitsubishi Kei Vehicle)を作りました。

元々日産・三菱共同提携会社NMKVは、日産から三菱に持ち込んだ話です。
・日産は、軽自動車の技術が欲しい
・三菱は、軽自動車開発の予算が欲しい
と言う意図で作られた会社でした。

日産は三菱から軽自動車を造る技術を盗み、三菱を裏切り内緒で九州に日産の軽自動車専用工場を建てて日産独自の軽自動車を作ろうとしました。
その事を知り、三菱が反発しました。

日産は、軽自動車の売り上げを独り占めしたくてしようがないみたいです。

結果、日産が今回の燃費問題を告発しました。

日産は被害者側に立つ事によって、三菱と手を切り自社ブランドで軽自動車を作る計画通り進んでいるみたいですよ。

因みに、NMKVの社長は、元日産常務の遠藤淳一です。
社長が、自社の車の事を知らないでは通りません。

三菱が一方的に攻められていますが、今回の三菱ekシリーズ・日産のデイズシリーズは、このNMKVが作った車です。

Answer 2

日産には責任がないと公式に見解してませんからどうでるかでしょう。
このまま日産が一切責任は三菱で日産にはないって言い張ると、非常に冷酷で
責任感のない会社とのレッテルが貼られてもおかしくないと思います。

Answer 3

日産が造った車ではない。少しだけ関与したＯＥＭでしかない。企画開発のために会社を作り、そこに日産の社員も送り込んだが、使用する設備は三菱で開発者の9割が三菱。出資比率は折半だが、現実は三菱がメインで開発し、三菱の工場で造られた車。これを日産の販売店から買った人が日産が造った車と認識しているならそれは大きな誤解である。任せられるところは任せることで安くできるのだから。