日産 デイズ のみんなの質問

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ペーパードライバーを脱してマイカーを買うことになりました。アラフィフ女です。軽自動車か普通車のコンパクトカーで迷っています。高速使う等の長距離は半年に一回くらいで、あとは普段使いです。

小回りの良さから軽に惹かれていますが、軽くて安定感がない、高速危ないからやめておけと人から言われたのですが、今時の軽自動車もそんな感じなんでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

よくある疑問や悩みで安全な車がほしいが、安全のためにはどんな装備が必要か知りたい、コンパクトカーのなかでも最も安全な車種は?、そもそもコンパクトカーは安全なの?
結論から言えばコンパクトカーは総じて運転がしやすく安全な車です。
車の安全性能には大まかにわけて2つの種類があります。
そもそも事故を起こさないための性能=アクティブセーフティ
万が一事故が起きたときの安全性能=パッシブセーフティ
コンパクトカーはどちらの側面でも優れているのです。
コンパクトカーが安全である2つの根拠としてまず前提条件として、運転しやすい車は安全性が高いという傾向があります。
どんなに頑丈な車に乗っていても、自分が事故を起こしてしまっては本末転倒ですよ。
その意味で、運転がしやすいコンパクトカーは自分が事故を起こしにくいという観点から安全な車と言えるでしょう。
これを大前提として、コンパクトカーには次のような安全へのメリットがあります。
今のコンパクトカーのボディ剛性は強いです。
この場合のボディ剛性の強さは軽自動車に比べてという意味です。
事故時に広いエンジンルームやトランクルームがつぶれてキャビンを守ってくれるセダンや、大きな車体のミニバンと比べてしまうと、さすがに小さなコンパクトカーのボディ剛性は劣ります。
しかし軽自動車に比べると衝突時の安全性能は平均して高い水準にあります。参考までに、NASVA(自動車事故対策機構)が公開している衝突時の乗員および歩行者の保護性能を示す「衝突安全性能アセスメント」のデータを見てみましょう。
2022年のデータではコンパクトカーの総合評価は170点以上の高い評価を得た車種が大半を占めています。
対して軽自動車は日産デイズは175点と高い評価を得ているものの、それ以外は160点台と明確な差が見られます。
やはり規格に制限がある軽自動車より、安全装備を搭載する余裕のあるコンパクトカーのほうが、衝突時のボディ剛性は高いです。
これは軽自動車を含めたすべての車に言えることですが、安全装備は毎年のように各メーカーが切磋琢磨して新しいものを開発しています。
先進的な安全装備の例としては、以下のようなものがあります。

コンパクトカーの安全装備の例
衝突被害軽減ブレーキ
ペダル踏み間違い時加速抑制装置
車線逸脱警報装置
車間距離制御装置(ACC)
後側方接近車両注意喚起装置
自動切替型前照灯
特にACCは、高速道路などで長距離を移動することが多い人には欲しい機能でしょう。
最近のコンパクトカーについている主な安全機能
サポカー
よく車のCMで出てくるサポカー(セーフティ・サポートカー)とは、自動ブレーキをはじめとした安全装備を搭載した車につけられる愛称です。

セーフティ・サポートカーとセーフティ・サポートカー(S)の2種類があります。
この2つの違いは、セーフティ・サポートカー 自動ブレーキを搭載した「すべての運転者」に推奨する自動車とセーフティ・サポートカーS 自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置などを搭載した特に高齢運転者に推奨する自動車となっています。
衝突被害軽減ブレーキ
対歩行者と対車両の両方があります。
どちらも読んで字のごとく、センサーが歩行者や車両との衝突が予測される事態を感知したときに、警告を行ったりブレーキの補助操作などをしてくれる機能です。
メーカーによって自動ブレーキの作動速度に違いはあるものの、いずれも環境次第で作動に変化があるので単純な比較はできませんが、どのメーカーの自動ブレーキもそこまで大きな性能差はないと考えていいでしょう。

車間距離制御装置(ACC)
アダプティブクルーズコントロール(ACC)はざっくり言えば、センサーで先行する車両を検知して、車間距離を一定に保ちながら速度を自動で保ってくれる装置です。
同様の機能にクルーズコントロール(CC)があり、こちらはドライバーが設定した速度を保ってくれる機能です。
CCに車間距離を保つ機能はないので、ドライバーが自分でブレーキ操作をする必要がありました。
ACCはこれをさらに発展させたものという認識で間違いありません。

車線逸脱警報装置
主にACCと併用して、高速道路や車両専用道路で使用される機能です。
こちらも文字通り車が車線をはみ出しそうになると警告を行ってくれる機能です。
最新のものはそれに加えてステアリング制御を行って車線維持をアシストする機能もついています。
すべての安全支援機能に言えることですが、これらは自動運転ではなくあくまで支援機能です。
ドライバーはハンドルを握って、いつでもブレーキを踏めるようにしておかなくてはいけません。

ペダル踏み間違い時加速抑制装置
一時期、高齢者が運転する車がコンビニに激突したり、駐車場から落下するなどの事故が相次いだことがありました。
これは年齢によって判断力が鈍り、ブレーキとアクセルを踏み間違えて勢いよく発進してしまったことが原因とみられています。
高齢者だけの問題ではなく、若年層でもとっさの事態にパニックになって踏み間違いを起こしてしまうことは十分あり得ます。

そういった事態を防止するために開発されたのがこの機能です。
あまりにも強くアクセルが踏み込まれた際など明らかに踏み間違いだと判断される状況で作動し、事故を抑止する効果があります。

後側方車両検知警報とは
ブラインドスポットモニターとも呼ばれ、主に走行中の車線変更時に役立つ機能です。
これはドライバーの目が届きにくいところをセンサーやカメラで補い、サイドミラー周辺のインジケーターや警告音で知らせてくれる機能です。

エアバック
エアバッグは今や標準的な装備になりました。
サイドエアバッグやカーテンエアバッグなどさまざまなバリエーションが用意され、ドライバーとその同乗者を守ってくれます。
やはり車体のサイズに余裕があるコンパクトカーは、軽自動車と比べて搭載率や搭載箇所の数で有利です。
特にサイドエアバッグなど、後席の搭乗者まで保護してくれるエアバッグは、軽自動車で標準搭載されている車種がかなり限られています。
今後は徐々に増えていくことが予想されますが、現段階では軽自動車よりもコンパクトカーのほうがエアバッグの搭載率は高いということが言えます。
ただし、コンパクトカーでもサイドエアバッグなどは全車に標準搭載されているわけではなく、オプションとなっていることが多いです。
購入時は確認をお忘れなく。
エアバッグの有無は事故時の死亡率や重傷度に大きく関係するため、安全を追求するなら搭載するべきです。

安全性が高いおすすめのコンパクトカー5選
ここで一度話をまとめましょう。コンパクトカーは運転がしやすく、安全性能が充実した車と言えます。
しかし、事故はときに自分ではなく他者のミスによって引き起こされることがあります。
特に衝突されたときの安全性能は気になるところです。
NASVA(自動車事故対策機構)が実施しているJNCAP=自動車アセスメント(安全などの評価)では、衝突時の乗員保護性能を実際に衝突試験で確かめ評価した衝突安全性能アセスメントのデータが公開されています。
JNCAPの新安全性能総合評価のデータをもとに安全性能の高いおすすめのコンパクトカー5種を最後にご紹介します。

安全性の高いコンパクトカーその1:マツダ・デミオ
安全性の高いコンパクトカーその2:トヨタ・ルーミー
安全性の高いコンパクトカーその3:トヨタ・パッソ
安全性の高いコンパクトカーその4:スズキ・スイフト
安全性の高いコンパクトカーその5:ホンダ・フィット

コンパクトカーをお探しの方は運転がしやすいちょうどいいサイズの車をお求めのことと思います。
コンパクトカーは運転がしやすく、上記でご紹介したように安全性能に優れた車も数多く登場しています。

質問者からのお礼コメント

2023.11.26 20:07

とても詳しい説明ありがとうございました。圧倒的にコンパクトカー押しの意見が多かったので驚きました。コンパクトカーを検討しようかと思います。

その他の回答 (4件)

  • 普通車の方がいいですよ。値段も変わらないし。
    うちの娘も、軽自動車は維持費用も安いけど、普段使いなら普通車一択と言ってます。性差はないです。
    女は、軽自動車ということではないと考えます。

  • 自分もコンパクトカー推すかな?
    豪華にすりゃ売れるからって軽は高すぎる。

  • 軽自動車で十分ですがN-BOX、タント、スペーシア等の背が高いスーパーハイト系は横風を受けるし、車重があるので登りではターボがないとキツいです。
    軽自動車でも165/55R15サイズのタイヤを履いている車種は装備も充実でターボが付いている車種がほとんどでオススメです。

  • 軽自動車も昔と比べれば進化しています。
    ですが、サイズ的な規制やエンジン排気量の規制がある以上、絶対的な安全性ではコンパクトカーに一步譲る事は仕方ないですね。
    その分税金で優遇されている訳ですけど。
    一般の市街地を走るだけなら軽自動車で十分でしょう。
    ですが、高速道路を走るとなれば排気量の余裕と言う面でもコンパクトカーに部があります。
    しかし、コンパクトカーの中にも日常の使い勝手を優先した結果、軽自動車並みの高速安定性しかない車種も合ったりします。
    又、運転手との相性と言う話もあります。
    なので、気になる車は、レンタカーで借りて高速道路等を実際に運転手されたほうが良いですよ。
    特に一部の車種では狂信的に勧めてくる輩もいますので、ネットのおすすめ情報は鵜呑みにしないほうが良いですよ。

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