水温計について質問です。

Question

少し気になったことがあります。


後付けの水温計は、ラジエターのアッパーホースに水温センサーを取り付けますよね？


この場合サーモスタットが開くまで冷却水がラジエターに流れないので、80℃前後(車種やサーモスタットの設定値にもよると思いますが)まで正確な水温が測れないと言うことですよね？


レースやワインディング等では実質どのくらいの温度から正確な計測できていればいいのですか？

補足

冷間時の温度も測ろうと、純正の水温センサーの取り付け場所を分岐させて後付けのセンサーを取り付けようとして、付けられるのですか？

Answer 1

確かに後付けの物は冷間始動からの水温上昇は、サーモ付近の温度上昇より若干タイムラグが発生しますが、エンジンは一度温度が上がれば、サーモスタットが開閉を常に繰り返して、概ね一定温度を保つ為、アッパーホース内も同等の温度で安定するので、問題にするほどのタイムラグが発生することは無いでしょう。
レースではエンジンを酷使するので、水温は常に上下をしていますが、特に正確な計測が必要となるのはパワーダウンが起こり易い85℃付近となります。
とは言っても、レースカーの水温計も市販車と同じように低温時から表示をする物を使ってるので、仮にオーバーヒートやオーバークールが起こったとしても確認はできます。
尚、F1などはオーバーヒートをしても止まるわけにはいかないので、一時期は水温計も付けずに、警告灯を代替として付けていましたが、今は走行中のデータをサンプリングするロガーを兼用として、あらゆるデーターがデジタル式で表示されるパネルが取り付けられています。
これはドライバー用というよりも、記録と同時にデーターを送りながら、クルーがピットで確認する為の物なので、液晶モニターをドライバーが確認するという事は殆どないでしょうね。