オフローダーとして一世を風靡したパジェロですが、なぜランドクルーザーに負けたのでしょうか？

Answer 1

初代で遅ればせながら三菱独自のクロカン車としてデビューし、2代目がバブル時代に大ヒットしたものの、3代目で下火になりぼっぐマイナーの4代目で終わってしまった感じですよね。

すでにお答えがあるように、ランクルとは歴史も海外展開の規模も違いますので、直接のライバルにはなりませんが、それでもプレミアムなクロカン車として、例えば現行プラドのライバルには慣れていた可能性はあったんだと思います。

よく言われるのが

①2代目のマイナーチェンジ
大ヒットした2代目は、5ナンバーサイズのボディにワイドなオーバーフェンダーを付けたディーゼルターボ車が売れ筋でした。かっこよかったですし、当時はトヨタのハイラックスサーフと若者の人気を二分していたように思います。これがマイナーチェンジ時にブリスターフェンダー化しました。当時のWRCカーのアウディ・クワトロや、DTMのベンツ/BMWのエボリューションモデルの雰囲気をイメージさせたのかもしれませんし、私は当時カッコいいと思いましたが、世間的には「クロカンっぽくない」と敬遠されてしまったようです。

②3代目の大型化とモノコック化
クロカンブームが下火になってしまって、本来ならクロカン側のユーザーに向き合って地道に売っていく必要があったにもかかわらず、曲線を多用したデザインと、ラダーフレームをやめてしまいました。高価格化、大型化、モノコック化で本格派と若者はそっぽを向いてしまいました。

こんな感じで売れ行きは下火になり、ビッグマイナーで2代目に似たデザイン意匠にしても、もう売り上げは戻りませんでした。

個人的な考え方ですが、元々はランクルではなく、ハイラックスサーフ/プラド/ランクル70クラスがライバルだった筈なんですが、どんど大型化・高額化してランクル80/100/200のライバルになろうとしてしまったのが失敗だったと思っています。

日産エルグランドもそう、ホンダレジェンドもそうですが、トヨタの高額車格帯への殴り込みはどうしても難しいものがあるようです。

質問者からのお礼コメント

そういうことなのですね。

ありがとうございました。

Answer 2

クロカン4WDでは、日本向けはともかく、三菱自動車はアメリカのジープブランドとの製造契約を結んでいたがために海外輸出に制限が掛かっていました。アジア圏に数百台までしか。
その制約が取れたのが1970年代末頃。

国防絡みで、自衛隊でジープを使用し国内で製造するために三菱自動車がジープの製造ライセンスのために契約を結んでいました。

ランドクルーザーにはそんな制限がありませんでしたので、三菱がパジェロとして海外向けに輸出し始めたのは時すでに遅しって奴で。

Answer 3

オフローダーとして一世を風靡したパジェロですが、なぜランドクルーザーに負けたのでしょうか？
会社における風評被害では
三菱自動車工業（三菱自動車）が
1977年（昭和52年）から約23年間にわたり
10車種以上（最初の届け出だけでもランサーエボリューションを含むランサー
およびギャラン、レグナム、ディアマンテ、パジェロ、シャリオグランディスなど
乗用車系で6件約45万9000台
大型・中型トラックで3件約5万5000台）
計18件約69万台にのぼるリコールにつながる
重要不具合情報（クレーム）を、運輸省（現・国土交通省）へ報告せず
社内で隠蔽している事実が
同年6月12日に運輸省自動車交通局のユーザー業務室に
三菱自動車社員による匿名の内部告発による通報で発覚

Answer 4

負けた

とは？

どう負けたのですか？

パジェロはもう販売していないけど