三菱 アウトランダー 「三菱の隠れた良コスパ車」のユーザーレビュー

わらびー わらびーさん

三菱 アウトランダー

グレード:24G_4WD(CVT_2.4) 2019年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
4
乗り心地
5
燃費
3
デザイン
3
積載性
4
価格
5

三菱の隠れた良コスパ車

2020.10.31

総評
アウトランダーの美点は見た目の押し出し感に似合わず、車の基本に忠実な使える車であることだと思います。
・ほどよいボディサイズの割に広い車内で、人は快適、荷物もたっぷり。
・強力な4WD、安心のクリアランス、見た目以上の小回り性能で、街中の細い路地から豪雪スキー場やキャンプ場も安心。
・立体駐車場要件(全高1750mm)を満たしながら、いざとなれば何とか座れる3列シート
など、本当に使える車で助かっています。

さらに2019MCの最終モデルなら、これでもかというほどの装備の充実と、こなれた作りの良さ、それでいて驚くほど安い価格設定。おすすめです。
満足している点
【概要】
モデル末期(GF型)のアウトランダー・ガソリン車です。
ダイナミックシールドと呼ばれる外装デザインは好みが割れるところだと思います。
内装はデビュー当時に準じて古さが目立つ上にPHEV用の穴がたくさん塞がれていて、操作系はとっちらかっている感は否めません。
三菱と言えばD5かアウトランダーPHEVという世相の中で、同じアウトランダーでもガソリン車は存在感ほぼゼロ。
このように、かなり地味な存在のガソリン車ですが、じつはアウトランダーPHEVのおかげでガソリン車もどんどんクオリティアップを果たしており、乗り味も装備の充実ぶりもなかなかのものです。
それでいて値段は昔ながらの価格(300万円前後)ですから、内容を考えたらコスパは抜群かと思います。
ガソリン車は3列シート7人乗りなのもポイントですね。(なんとディーラーの人も忘れていました)
立体駐車場の車高制限1750mmに収まる貴重な7人乗りでもあります。

【走り】
2019モデルから構造用接着剤が適用、サスペンション径も拡大されて圧倒的に乗り心地が良くなりました。同じ車からの乗り換えでここまで違うかと驚くほど。
S-AWCも標準装備になり、クイックになったステアリングレシオと相まって山道は楽しくなりましたが、この車のキャラクターはコーナリングマシンではなく快適なロードゴーイングだと感じています。
また、回転半径が小さく小回りが効き、ショルダーラインが水平なので視界も良く、とにかく運転がしやすいのは特筆です。

【内装】
もともと装備の充実した車ですが、2019型で標準装備になった電動リアゲートや後席エアコン吹き出し口はとても便利です。
シートの改良でサポート性が上がっています。S-AWCのおかげでアクセルを踏みながらコーナリングするのが楽しいですが、そんな時に頼もしいです。
なぜか運転席は電動ランバーサポートが付きました(電動なのはランバーサポートだけ)が、静粛性も高くなって走りも良くなり一日500キロ程度の運転でも疲れることもないので、今のところ出番がありません。
不満な点
2019型でスッキリからますます遠ざかったデザイン。
さらに、前後バンパーソナーが標準装備になって、ますますボコボコに。

古めかしい内装と、PHEV用でガソリン車では使わないボタンやスイッチの穴の数々。
2019MCでエアコンパネルがものすごくダサくなりました。温度調節ダイヤルが100均のおもちゃのような質感に。。。

後付け感のある電動リアゲート機構。とても便利なんだけど、時代は感じてしまいます。

AACのアクセル・ブレーキは相変わらず下手。前車との車間がちょっと空くと全力加速はやめてほしい。

オートワイパーは霧に弱くて誤動作するので設定オフに。

オートライトが2019型で少しおバカになってしまいました。安全のため感度最高にして使っているのですが、点灯タイミングと消灯タイミングがほぼ同じタイミングになってしまっているようで、夕暮れになるとライトが数秒ごとに点いたり消えたりすることがあります。前の車をパッシングしているみたいになります。うちのだけかな?
現在、感度を1段階落として様子を見ています。

前車から継続の悩みで、フロントシートのレールカバーが後席の人に蹴られると簡単に外れてしまい、そのうち爪が折れてしまう。まあ、カバーなんて無くても困らないんですが。。。

などなど。
デザイン

3

全体としてはスタンダードなSUVのフォルム。
ショルダーラインが水平基調の落ち着いたプロポーションは運転しやすく、スバル・アウトバックのようにワゴン車由来のSUVの雰囲気でもあり、気に入っています。

一方で、大きなグリルとメッキパーツ、強めのプレスラインなどシンプル・すっきりとは真逆をいくデザインは私にはやり過ぎ感あり。

ホイールベース2670mmは、この車格ではやや短く設計年次の古さを感じるところ。デザイン的にはマイナスですが、そのかわり小回りが利くので機能的にはプラスと思うと悩ましい!

内装は古めかしいの一言に尽きますが、下手なタッチパネルなどではなく物理ボタンなのは良い点で、機能的になにか問題があるか?と言えば何も問題がありません。
走行性能

4

ボディ剛性がたかくS-AWCでグイグイ曲がっていくのが楽しいです。
静粛性もかなり高くロングドライブが快適。
もう少しどっしりとした直進性があると百点。
乗り心地

5

静粛性が高く、振動も少ないです。
ボディ剛性が高くなったので、大きなギャップでもギシリともミシリとも言わないのは前車からたったの3年で格段の進歩。
エンジン音も静かで、これなら電動でなくても良いやと思えるほどに快適の一言に尽きます。
積載性

4

3列目をたたんであればリアゲートの積載量は十分に広いです。
ただ、マフラー側をのぞき込むとスカスカの空間が開いており、PHEV用のスペースなんだろうな、と感じます。
ガソリン車にはもったいないスペースとなっており、ここまで使えたら良いのになぁ、といつも感じています。

テールゲートは大きく重いので電動リアゲートは非常に助かります。
燃費

3

都心街中5km/l~ロングドライブ14km/l
ガソリン車だからこんなものでしょう。
価格

5

性能、装備からすれば定価ベースでも十分コスパが良いと思います。
しかも、思い切った値引きと下取りをしていただいてかなり良い条件で買えたと思います。

同じ車の乗り換えなのでオプションパーツが引き継げて良かったです。
故障経験
フロントシートのレールカバーが、後席の人に蹴られると簡単に外れて爪が折れます。。。

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