電気自動車へ乗っている方へ聞きますが、急速充電器は、ディーラー・道の駅・コンビニ・サービスエリア・イオンモール・公共施設によって、メーカーや電流のアンペア数が全く違うのでしょうか？

Answer 1

はい、急速充電器には20kW以下の低速機、30kW前後の中速機、44kW以上の高速機と大別して3種類あります。
日産ディーラーは44kW
コンビニの多くは20kW～24kW
高速のサービスエリアの多くは50kWで44kWもあります。
イオンモールも50kWが多いです。
公共施設や道の駅は20kW～50kWといろいろです。
同じ機種でも設定で違うこともあります。

また、受け入れ側の車でも違います。
PHV(プリウスPHVやアウトランダーPHEV)は最大50Aの電流しか受け付けないので、50kWの充電器(400V、125A)を使っても20kW以下の充電器と同じ電流しか流れません。
日産リーフは最大400V、120Aです。

また、急速充電器は最大出力で充電を始めますが、充電率が上がるにしたがって徐々に電流を落しますから、50kWの充電器でも20kWの2.5倍の充電が出来るわけではありません。
条件によって30分も充電したら充電量があまり変わらないこともあります。
(条件:充電を始めるときの充電率やバッテリー温度等)

Answer 2

>>メーカー全く違うのでしょうか？
急速充電器のメーカは30社ぐらいあって、かくかく設備を作ってました。
早々に器機を出していたメーカで、補助金での設置がおわりつつあるので、撤退している所もあるようです。

>>電流のアンペア数が全く違うのでしょうか？
急速充電器には出力の違いから「高出力タイプ」「中出力タイプ」が存在します。設備容量やキュービクル・受電設備の差が関係しますが、受電設備にお金を掛けられない「コンビニ」のような小規模店舗では、中速タイプが圧倒的に多く、SAのような重点でのとなるような所は「高速タイプ」が多いようです。

実際、どっちが設置しているかは、ネットの充電器情報サイトを見るか、問い合わせるしかないです。（道の駅などは、予算により中出力タイプがついていたり、まちまちのようです）

プリウス52PHVは急速充電機能がありますが「中出力タイプ」と相性が良く「高出力タイプ」に接続しても充電時間が短縮されることは無いです。リーフは、「中出力タイプ」で充電すると（満充電までの）時間が延びます。

最近、充電料1分15円が相場になりつつありますが、自動車の充電時間の違いと充電器の出力の違いがありますので「なんだかなぁ」の状態ではあります。