2014年式アウトランダーphevの購入を検討していますが、バッテリーの寿命とその影響が気にかかります。もちろんバッテリーの劣化は避けられない問題だと思いますので、EV走行距離は縮むとは思う

Question

のですが、自分としてはそこまでしEV走行に重きを置いてはいません。あくまで通常のハイブリッドの様にエンジンの補助的なものだと考えています。もう6年ほど経過している車ですがいま乗られている方はevモードではなく通常走行に置いて不自由なく乗れているのでしょうか？燃費の低下はありますか？もし通常走行に置いてさほど大きな問題が無いのであればこのまま購入の方向に勧めたいと思っています。

Answer 1

2014年式の車体を一年半落ちで購入しました。購入時の走行距離は4万キロ程度だったと思います。バッテリー交換に180万円位掛かると聞き、怖くて新車に手を出せなくて中古にしたのですが、それでもバッテリーが心配で購入前に実費でバッテリー容量チェックをしてもらいました。結果93%と言う結果で購入決定。実際に通勤の際エアコン不使用で60km以上EV走行可能でした。しかし現在は走行距離も9万km
となりEV走行距離も50km前後となりました。バッテリーが空の状態で燃費を測ることが余りないのではっきりとは分かりませんが、当方田舎の住民ですのでHV走行燃費は17km/l 程度を維持している感じです。
燃費は良いのでエンジンが掛かっても良いのですが、信号待ちでエンジンが掛かった時はエンジン音にガッカリします。走行中は気にならないのですけどね。エンジンの音が悪いんですよ、ホント発電機のエンジンみたいで。
まぁ実際発電機なんですけど。
月に1200km位走りますが、給油は2か月に1回程度、夜間充電の為電気代も2千円位です。
バッテリーの容量測定が可能で有れば測定して見ることを勧めします。

Answer 2

EV走行距離は減ってると思いますが、走行パターンによっては燃費にはあまり影響しません。

仮にEV50キロ走れていたのが30キロになったとして、毎日15キロしか走らないのであれば50でも30でも違いがないからです。

あなたが毎日仕事で往復50キロ走るなら、劣化したら毎日ガソリンで20キロ走るようになります。
燃料費は確実に増えます。

私は週末利用で週末30キロも走らないケースが多いです。
たまに遠出するときは150キロ（実家で充電するから片道で表現、全行程は300キロ）です。


たとえば普通のガソリン車（ハイブリッドを含む）で毎週土曜と日曜、それぞれ片道5キロ（往復10キロ）走るとし、更に1ヶ月に1度300キロ往復するとする。
6日間それぞれ5キロの往復（合計60キロ）をリッター6（ガソリン車は短距離だとこれくらいです）で走ると、10リットル消費です。
アウトランダーPHEVなら短距離は効率の良いEV走行でものすごく燃費が向上します。

遠出の150キロのうち30キロをEV、120キロをリッター12で走ると10リットル、それが往復で20リットル。もしEVが50なら8.3リットル、往復16.6リットルだからバッテリーの劣化は3.4リットルです。

短距離で10リットル節約されているのでまだまだ問題ないです。


なお、この計算では充電にかかる電力を意図的に無視しています。
理由は計算が複雑になりすぎるからです。

充電料金は1kw25円（東京電力の通常電気料金プラン）なら200円（ガソリン1.5リットル分相当）です。だから充電したほうが安いのは確かです。

我が家はエコキュートをつけて1kw17円にしているため充電料金は140円くらい、ガソリン1リットル相当です。
EV走行距離の長い＝高い車体を買うより、安い車体でエコキュートを付けたほうが電力単価を3割も減らせるので総合的に燃料費は安くなります。