三菱LANCER EvolutionVの長所と短所、他の車には無い特徴を具体的に教えてくださいお願いします。

Question

まだ車に詳しく無いので、調べて分からない言葉などが多いとおもうし詳しく聞いた方がしっかり知れるので‥‥
回答お願いします。

Answer 1

サーキット等ではランエボⅤは歴代モデルの中でもトップクラスのタイムをたたき出しています

初代からⅣまではベースとなるランサーとボディは共通でありましたが、速く走るために車幅が変更されました
車幅を広げることで、より太いタイヤを履くことができ、車体はより安定する方向へと進みました

さらにランエボの外観上の一つの特徴でもある赤いブレーキ(ブレンボ社製ブレーキキャリパー)を採用し、制動力を強化しています

ランエボの最大の特徴であるAYCも先代Ⅳに引き続き採用され、より熟成が進みました
AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)とは、リアの左右輪の駆動力を適切に制御し、より旋回力を高めるというものです

AYCやブレンボブレーキキャリパー、拡幅された専用ボディなど…
ランエボⅤはその後のランエボでの象徴となる様々な機構を詰め込んだある意味「最初」のランエボといえるのではないでしょうか？

ランエボはラリーで勝つために生まれたクルマです
競技に出るうえで、様々なレギュレーションにより改造・改良できる範囲が限られていました
「それならば改造しなくても速いベース車を作っちゃえばいいじゃん！」
そのような思想の元でランエボはモデルチェンジを繰り返してきました

エンジンは2000ccでありながら、ターボを採用することで3500ccのエンジンと同等の性能を誇ります(最終型ランエボファイナルは同じ2000ccながらも4000~4500cc程度の動力性能まで高められています)
最高速をとにかく求める！というものではなく、低速からの立ち上がりやスタートダッシュを重視したクルマです(それでも平気で200キロなんて余裕で出ますが…)
これは一般道を舞台にして戦うラリーなどでの曲がりくねった道やコースで勝つためにセッティングされています

エボⅤに限った話ではありませんが、ランエボはラリーやダートラ、ジムカーナといった低速ギアを多用したり、舗装路と砂利道が入り組むようなステージでは世界を見てもトップクラスの性能をスバルのインプレッサWRX(現在のWRX STI)としのぎを削ってきました
そしてランエボが生産を終えた今でもトップクラスに君臨し、活躍しています