jeepは昔三菱だったのですか？

Question

こないだ三菱のマークをつけたjeepを見たので

Answer 1

ジープ(Jeep)とは第二次世界大戦当初にドイツ軍が使用したキューベルワーゲンをアメリカ陸軍関係者が注目して、1940年にアメリカの自動車会社に要求仕様を示して試作させてバンタム社のものを採用しました。

実際に生産したのはウイルス・オーバーランド社とフォード社で、ウイリス社のはMB、フォード社のものはGPWと呼びます。

自衛隊が四輪駆動の小型自動車を採用する際にトヨタと日産、三菱が競争試作に応じ、トヨタは後のランドクルーザーとなるBJ、日産が後のサファリとなる４W60、そして三菱はウイルス社との提携によるジープで対応しました。

自衛隊は三菱のジープを採用して1953年から生産が始まり、これは民間用にも販売される事になりました。

その後自衛隊は小型トラックを1996年にジープからパジェロに移行、1998年に民間用も生産中止になりました。

自衛隊用ジープは初めはノックダウン生産だったのですが、1953年９月にウイルス社とライセンス生産契約が締結される事となり、このライセンス生産分には三菱のスリーダイヤのマークがついています。

質問者様の見られたジープは三菱によるライセンス生産のものでしょう。

民間用に生産されたジープにはディーゼルエンジンやガソリンエンジンの2000CC、ガソリンエンジンの2200CCがありますがその他にも生産時期により色々な排気量の物があります。

ちなみにアメリカの軍用車両のファン向けにこの三菱ジープを改造してMB風にした車両が存在し、古い漫画ですが「軽井沢シンドローム」の主人公の愛車と言う設定があったりします。

ジープには色々と薀蓄がありますが、きりが無いのでこれくらいに留めましょう。

質問者からのお礼コメント

詳しく説明なさってくれて
ありがとうございました！

Answer 2

昔は三菱がライセンス生産していました。
三菱だったわけではなく、三菱で作ったJeepが
一部にあったということです。

1953年から製造が始まって、
1998年に自衛隊が採用しなくなったので生産終了しました。

Answer 3

三菱がライセンス生産していた。
その当時の物ですな。