三菱 i-MiEV 「社用車として購入された車です。 写真は、同じ充電式であるバッテリーフォークリフトと並べて撮ってみました。 ＥＶを表現するには、解りやすいエ」のユーザーレビュー

社用車として購入された車です。 写真は、同じ充電式であるバッテリーフォークリフトと並べて撮ってみました。 ＥＶを表現するには、解りやすいエ

2010.8.9

総評

社用車として購入された車です。

写真は、同じ充電式であるバッテリーフォークリフトと並べて撮ってみました。

ＥＶを表現するには、解りやすいエンジン車といろいろ比較するしかないのですが、運転感覚としては普通に乗れてしまう、というのが結論です。

あえて同クラスの軽自動車と比較して、これと違う点といえば、車内外ともに極めて走行音が静かなこと、加速が圧倒的に気持ちいいこと、航続距離が気になるくらい短いこと、ガソリンの燃料補給と較べ充電に時間が掛かること、これらにより運転中に不安感にかられてしまうことがある、でしょうか。私の場合。

社内でも、『これは営業活動に使えない車だ』と評価する人もいますが、これを逆手に取り、私が乗り回すつもりです。

現状でのドライバーには、まだ少ない急速充電スタンドを把握する『まめさ』が必要になってくると思いますが、スタンドが増えれば解消するでしょう。

なににつけても、いろいろ考えさせられる面白い車ですよ！

満足している点

●加速が気持ちいい
いろいろなレポートにも書かれてある通り、アクセルを踏み込んだ時の感覚は、３Ｌ以上の大排気量ＮＡエンジンと同等で、グイグイとトルクで引っ張る感じの走り。
Ｄレンジでアクセル全開（ＥＶに開閉の表現は不適切？）にして、メーターのレベルゲージが最大パワーで加速すると、飛行機のタービン音のような高周波音がしてかなり快感！
●ドライブ・トレインの振動がない
当然のことながらモーター駆動なので、走行中は極めてスムース。６発以上の多気筒エンジンのような、各気筒の爆発をまったく感じないような滑らかな走り。
●乗り心地がいい
床下の重いバッテリーの影響で、道路のつなぎ目でも車がぴょこぴょこ跳ねるような動きもなく、高級車のようにしっとりとした感じでコーナーも安定している。
●急速充電がタダ
今のところ、電気の又売りができない関係上、急速充電がタダなので、この時のランニングコストは極小。
でも最低でも２週間に一度は普通充電しないとバッテリーに悪いそうです。
●乗っていて楽しい
ＥＶとして考えた場合、この車でこれだけ楽しいのなら、テスラなんかはすんご～く面白い（恐ろしい）と想像できる。
●未来を感じる
都市を小型コミューターで颯爽と移動する。ガンダム世代にはタマらんですな！
●営業車の意地の張り合い走りでも負けない
流れの速い夜の都内でも、プロボックスとかＡＤに、走りでは対等以上に渡り合える。加速は早いし、Ｂレンジで多少ラフに運転してもコーナーで安定してる。

不満な点

●急速充電スタンド
首都高のＰＡに設置されたスタンドを使おうと思ったが、普通の駐車スペースにあるため、一般車両が駐車していてなかなか使えず３０分待った。そこから急速充電３０分の合計１時間・・・。インフラが整えば解消するかと。
●値段が高い
やっぱり値段が・・・。この値段で自分で買うのなら、航続距離が現在の２倍以上は最低でも欲しい。
現在の航続距離なら、ＥＶとかけ離れるけど、レンジエクステンダーは欲しい（プラグインハイブリッド）。そうすると走行時のCO2排出量は0にはならなくなるけど。
●電費が気になってエアコンが思い切り使えない
暑くてＡ／ＣをＯＮにすると、メーターの航続可能距離表示が１０ｋｍ位減る。真夏の炎天下の首都高の渋滞でハマると暑いし、蓄電メーターが１メモリずつ減っていくと、精神衛生上良くない。
●充電中に車内で待てない
急速充電中、バッテリー冷却のみのためにエアコンが自動的にＯＮするが、室内には送風されない（ほ～んのわずかに、もれてるのかな？）ので、炎天下に車内で昼寝（就業時間中ですが、あるでしょ？そんな時）をしたくても暑くて寝られない。
春と秋は大丈夫と思います。
●歩行者が気が付かない
やっぱり静かすぎて、歩行者や自転車に気付かれにくい。ホーンは普通の車と同じなので鳴らすわけにもいかず、人が多い路地では細心以上の注意をはらって減速して確認するが、これが結構疲れる。
●激安っぽい内装
プラスチック然とした内装（特にドアの内張り）は、コストと軽量化のためでしょうか？必要最々低限レベルです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験