三菱 i-MiEV 「ジキルとハイド？クルマもドライバーも＿ ディーラーでの短時間試乗でのインプレッションですので、その点お含みおきください。まずその走りっぷりに関しては、」のユーザーレビュー

ジキルとハイド？クルマもドライバーも＿ ディーラーでの短時間試乗でのインプレッションですので、その点お含みおきください。まずその走りっぷりに関しては、

2011.4.25

総評

ジキルとハイド？クルマもドライバーも＿
ディーラーでの短時間試乗でのインプレッションですので、その点お含みおきください。まずその走りっぷりに関しては、まったく問題はないものと思います。軽自動車サイズ(税区分や車体サイズ諸々を含めても紛れもなく軽ですが)なのに、走りの雰囲気的には２クラス以上の印象が。発売前の試乗(２０１０年春？)の際には、クラウンクラスの動力性能と静粛性に感激しましたが、最新モデルの印象も同様でした。アクセルを踏めば踏んだだけ切れ目のない加速を得ることが出来ますし、制動時のブレーキの感触にも、少なくともＤ＆Ｅｃｏレンジでの使用においては全く違和感なし。但し予算面はもちろんハードルが高いのですが、自分にとってのクルマの使途、欲求を充たしてくれるかと言うとリスト落ちということに。頻度はそう多くはないもののロングドライブが趣味の自分にとってはＥＶの航続距離の短さは如何ともし難いわけで。結論から言えばこれから先、クルマもいくつかのジャンルに分かれていくようにも思えるのですが。ＥＶはその特性からしてコンパクトサイズのシティ・ビークルとして都市部とか、真逆ではありますが離島などの石油などの入手の困難＆高騰しているエリアで存在感を発揮するのではないのかなと思います。

満足している点

☆静か☆スムース☆ストロング(チカラ強い)この３つの“Ｓ”さらにこの『i-MiEV』に限って言うならもうひとつ☆スモール。４ツ星モデルと言えるのでではないかと思います。１００キロ未満の走行がほとんどだという使い方をなさるユーザーさんで、車庫(クルマごと突っこめるリビングでもいいんですよ)に電源が得られる方にとってはベストな選択では。
☆複数所有の方にとってのセカンドカーとしては最良のモデル？かも＿。
☆静かなクルマなので朝早くとか、夜中の帰還が多いという方などにもいいかも。
☆嗜好の問題でしょうけれど、デザイン的にはスゴイ好きですね。インテリアのデザインをもう少しガンバッテくれたらとは思いますが＿。

不満な点

このあてにならない日本国政府。現在は補助金制度等がありますから、購入の際には助けになっていますが、いつその補助金が打ち切られるかも知れないことを考えると、メーカーとして更にコストの引き下げに努力しないと普及がむつかしいでしょうね。補助金を受けても３００万円に近い購入価格、なかなか出せる人いないですよね。
試乗したクルマのバッテリーの充電状態がどれくらいだったかは掴んでいませんでしたが、ごく短い試乗コースで気持ちよくアクセルを踏んでいると航続距離がいかほどかと、絶えずメーター内の「航続可能距離」に目をやるというのも、しんどいものです。ガソリン車であれば満タンにした際の数字をアタマに入れておけば、あ～まだあの街までは行き着けるな･･･、そうした計算も簡単に出来ますが、ＥＶでは従来の経験や常識が役に立たないですね。日産のリーフではＮＡＶＩに充電ポイントなどが表示されるなどのフレンドリーなシステムが組み込まれているようですが、それでも本来のルートを外れて充電設備の設置場所まで行かなくてはならないわけですものね。
しっかりとＥＶの特性を理解した上で、選ぶべきクルマではないでしょうか＿。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験