三菱 アイ 「puipuiモルカー(再レビュー)」のユーザーレビュー

puipuiモルカー(再レビュー)

2022.6.17

総評

見る角度によってカッコよくも可愛くも不細工にも見える良く言えば独特な愛嬌のあるデザイン、悪く言えば不細工。
足回りは良く出来てると思います。
良く三菱車は「猫足」と評されることがありますがこの車はまさにその猫足かと。
同様のコンセプトだったスバルR1を新車で乗っていましたがそちらと比べても乗り心地は圧勝。

やかましい3気筒エンジンと4ATも私にとってはとても勇ましくやる気にさせてくれるサウンドです。

満足している点

ターボでRWDでステップAT。
軽自動車では希少なリア駆動が安く楽しめます。MRレイアウトからくる運転感覚は独特で、見た目に反してなかなかの積載量もあります。
MR(リアエンジン)で整備性がとても良い点。

不満な点

この年代の三菱車総じての持病であるATバルブボディが破損、廃車にしました。
壊れやすいことは把握しているはずなので、せめてリビルドやバルブボディASSYを安価で補修部品として出してくれると良いのですが…

デザイン

4

登場から10年以上が過ぎた今でも未来感あるデザイン。未来「感」ですが…
ノーマル車高だと腰高で正面からの見た目がもっさり。

走行性能

5

勇ましいエンジン音としなやかな足回りで背の高い見た目と裏腹に良く走ります。

乗り心地

4

車高調を入れてアームを交換したらかなり乗り心地も良くなりました。
この車に限った事ではありませんが、経年車は足回りを整備すると乗り味が激変します。

積載性

3

見た目から想像するよりラゲッジは広いです。
意外に荷物が乗ります。

燃費

1

太いタイヤ履かせてアクセルがばがは開けてるのでノーコメント。
最終的には点火系、センサーまで交換して、まあ許容範囲かな？というところ…

価格

3

初期型Gはまさに捨て値。
良く探せば意外な拾い物になる可能性も。

故障経験

プラグホールパッキン劣化によるプラグホールの油没
ATバルブボディ破損