メルセデス・ベンツ Sクラス のみんなの質問

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メルセデス・ベンツの「最善か、無か」について。

メルセデス・ベンツSクラスW140からコストダウンが始まったという話と、所謂「最善か、無か」時代のモデルだと言う話双方聞きますが、実際にはどうなのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

その時代のSクラス(W126ロング)は10年位前までうちのガレージにも眠っていましたが、今見れば大したことない車ですよ。
現役時代は確かに素晴らしい車でしたが、他の車のレベルがあまりにも低かったというのもありますから、余計に美化されてしまっている部分もあると思います。

では、今のSクラスはどうなのかといえば、RRやベントレーなどの超高級ブランドの車を除けば、最善・最高峰の車であることには全く変わりがないのです。(W220時代を除く)
こういうと批判する人が出てくるかもしれませんが、新しいメルセデスをコストダウンだと言っている人の多くは、「買えない」という現実を「買わない」のだとすり替えて正当化しているように思います。
現行型のSクラスは素晴らしいですよ。
内装の質感、快適性、もはや文句のつけようがないです。
中小企業の社長さん達が乗る車としては間違いなく「上がり」の車だと言えます。

昔の方が良かったと言っている人達には、現行Sクラスに実際に乗ってみてもらいたいところです。
乗った上でもなおコストダウンと言えるのか見ものですね。

結局買えなければ無理にでもケチをつけるか・・・。

その他の回答 (4件)

  • 「最善か、無か」全盛期のモデルです。

    というのも、W140時代ではそれまでのSクラスとは違い上位車種が設定されませんでした。元々メルセデス・ベンツのフラグシップモデルは所謂Sクラスではなくグローサーメルセデスで、例えばW150 770やメルセデス初となるV12エンジン搭載車W148 600、W189 300d、W100 600がそうです。
    しかし、W100 600は1981年に生産中止となってしまいました。丁度この頃W140の開発が始まっています(デザイン開始は1981年です)。
    結果、ロールス・ロイスシルバースピリットやベントレーミュルザンヌに対抗するためボディが大型化されていますが、大型化されたので快適性も向上しています。
    「名実共にSクラスがメルセデスの最高峰」になったのがW140なのです。

    開発陣もやりたい放題で例えば開発年数は約10年(他の回答者さんがセルシオを例に出されていたのでセルシオを例に出すとこっちは約6年)、開発費2,700億円(セルシオは750億円)、総試験走行距離500万キロ(セルシオは350万キロ、ちなみにメルセデス全体だと年2,500万キロです)と、セルシオ?なにそれおいしいの?というレベルくらいに膨大なコストをかけて開発しています。

    ボディの設計も一からやり直してフルフレーム構造含めて4種類のボディ構造のテスト車を作った程でした。勿論高張力鋼板の採用率拡大や補強材などを効果的に入れたため、安全性は先代W126より大幅にアップしています。
    1997年にダイアナ元妃が乗ったW140がトンネルの柱に100km/h以上のスピードで激突し、W140はクラッシャブルゾーンこそ大破してしまいましたがキャビンはしっかりとしておりシートベルトをしていたボディガードは生存しています(亡くなった3人はシートベルト未装着)。
    ちなみに他の回答者さんがドアインパクトビームについてお書きになっていますが、W140までのメルセデスは安全規則上ドアインパクトビームの装着が義務付けられている北米仕様モデル以外には入っていません。理由としては、ドア本体の強化やピラーの強化、フロアの強化、果てはシートの強化など、側面衝突に耐えるべく車全体を使って強化しているからで、W140ではキャビンは横方向から10トンの力が加わっても耐えられるようになっていますよ。W202からは軽量化のためドアインパクトビームが標準装備となっています。

    足回りには意外にもル・マン24時間レースで培った技術と経験がフィードバックされており、特にハンドリングに関しては車軸の高さを弄くってまで相当拘ったようです。

    内装は極めて質素です。直線と曲線で上手く線を結んだだけの質素なデザインというべきでしょうか。内装のデザインだとW220以降の方が良いと思います。ただ、実際W140の内装に手で触ってみるとパーツ毎の質感の高さに驚かれるのではないかと思います。細かいところではルーフライニングやインナードアハンドルはW222より上だと思いました。

    これ程までに、色んな意味でやらかしたW140ですが、実はこの後継モデルも問題なんです。1998年のW220にモデルチェンジしたというのが通説です。いや、実際「Sクラスだったら」という意味では間違いではないのですが、問題は2002年に誕生したマイバッハW240です。実のところマイバッハW240はW140がベースです。何故新しいW220よりも旧いW140をベースとしたのか。1997年東京モーターショーで発表されたメルセデス・ベンツ マイバッハのプレス・インフォメーションでは開発目標が「あらゆる分野で最高の性能を」とされ、「耐久性にもきわめて優れ、走行安定性、安全性についても他の追随を許さない」とまで豪語したモデルなのに。
    推測ではありますが、W140はこれだけ威信をかけて開発したモデルだっただけに、究極の次世代モデルマイバッハW240のベースともなったのでしょう。

  • 140-S500に乗っていましたが、全然内装も良かったですよ。
    ドアひとつにしてもサイドドアビームがバッチリ入っており重いドアでした。
    対して220・・・これはチャチ。
    本当にケチって造ったと思えるボディー。
    220から節約になったのは間違いありません。

  • ベンツがコストダウンせざるを得なくなったのは、セルシオの登場が大きな理由だと思っています。

    セルシオが登場したのが1989年で、ベンツW140の登場が1991年ですので、そういう意味では、W140にコストダウンが反映されているとは思えません。

    なお、セルシオに対抗するために、W140の投入時期を早めて、コストダウンがされている部分があるかもしれませんが、Sクラスと、セルシオとは、直接バッティングしないように思いますので、それの可能性は少ないでしょうか。

  • 重戦車と呼ばれたW-140が歴代S-klasse最大ボディとコスト度外視の最高の装備が与えられ世界中から批判されたのでダイムラーA.Gは次期W-220に大幅なコストダウンをして今度は品質を下げ過ぎて又々世界中から批判されたのは超有名な話しだが次々期W-221もデザイン面で迷走し販売面では余り思わしく無かったが現行のW-222ではS-klasseらしい威厳も取り戻し販売面でも大部落ち着いて来た感じは有るのかな?とは思う。

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