ｗ２１0についての質問です。 ヤナセのロングライフクーラントですが交換時期はどれ位でしょうか？

Question

補足

あと、交換時の費用はどれ位でしょうか？

Answer 1

一応4年に1回程度で交換するのが良いとされていますね。
ただ過去にウォーターポンプやラジエーター等、
水周りの修理をしていれば、クーラントも換わってるはずなので、
記録簿を確認してから、交換の必要性を考えても良いと思います。
交換費用は2~3万円程度です。

Answer 2

W210のM112エンジンであれば、純正LLCを1:1希釈で3-4本程度使用ですので2万円程度の整備費用です。
ドイツ車においては純正のLLC使用をお勧めします。
日本車のLLCはエチレングリコールベースですが、ドイツ車のLLCはプロピレングリコールベースであり成分が異なります。
ラジエーターの腐蝕と詰まりを防止する為、ドイツ車については純正のLLCをお勧めします。

Answer 3

ロングライフクーラント は４年ですね。スーパーロングライフクーラントは７年です。どうしてロングライフになったかというと、廃棄物を減らせというお上の司令があったからです。クーラントのエチレングリコールはワインに違法に入っていたくらい毒性が低いですが、アミン系の防錆材などに毒性があるらしいです。クーラントは基本、エチレングリコール＋防錆剤＋消泡剤でできていて、DINやJISに規定があるので基本的に国産各メーカーとも成分はほぼ同一です。

スーパーロングライフクーラントの場合は１０年で良いと言う説もあります。一方、ウォーターポンプの寿命を延ばすには、５年がいいかとも言います。

いろいろ環境問題がうるさくて、ディーラーでは抜いたクーラントを全部回収しています。メーカーがディーラーに指定した方法は、温水にしておいてバキュームで引いて、一気に沸騰させて抜く方法ですが、これは車に非常に大きなダメージがあるのですよ。

実際やってみるとわかりますが、全てのホースがぺちゃんこになり、古い車だとヒビがはいりますし、古い樹脂やゴムにダメージがあります。ただし水で洗い流さないので回収量が少ない。ただし蒸発後にクーラント成分が内部に大量に残ります。

メーカー指定はトヨタの場合７年としていますが、強化剤（濃いクーラント）を補充してごまかしているディーラーが大半です。国産各社、日本全国７年で完全にバキュームで引いて交換しているディーラーは皆無だと思います。

昔は、ラジエーターに水道ホースをつっこみ、ヒーター最強で３０分以上放置して完全に水に入れて変えて、その後抜いてクーラントをいれていました。これだとほぼ完全に入れ替えることができますが、現在ディーラーがそれをやるのは御法度なんですね（タクシー会社はまだやっているようですが）。

バキュームで抜いても必ず残ります。本来なら全部水で置換し、それを落としてクーラントを補充するのが本当なんですが、おおっぴらにはできない世の中です。

ところで、タクシーなどは毎年クーラントを交換しています。そのせいで、ウォーターポンプが３０万キロ持つんですね。自家用は走行距離が少ないしクーラントを効果しないので１０年１０万キロでウォーターポンプがやられるのが普通です。

なおベンツ純正のクーラントは青色ですが、防錆力が弱いのです。このため、希釈の水が悪いと古いベンツ車では、ガスケット腐食から吹き抜けが多発します。個人的には整備士と相談し、トヨタの純正クーラントを入れていました。トヨタ純正はケミカルも基本世界一優秀です。

もし古いベンツにお乗りで、ガスケット腐食エンジンオシャカがイヤならトヨタのクーラントを入れてください。ベンツのクーラントはｘｘｘｘです。ベンツのクーラントは意外や値段は安いですが、性能は特に防錆力がダメですね。