メルセデスベンツのイデオロギーというか「最善か無か」ってどういう意味ですか？ 究極に良い物を提供するって意味はわかるんですが、無かの部分を詳しく解説してください。

Answer 1

>無かの部分を詳しく解説してください。

『中途半端』『ソコソコのもの』というのは、『無いのと一緒だから作る価値も無い』という意味です。
かつてのメルセデスには、『出来得る最善のものしかない』『適当なものは存在しない』ということを主張しています。

BMWの低価格小型モデル『3シリーズ』がデビューし、ハンパな完成度ながら日本で爆発的に売れて『腐ってもBMW』と言われましたが、同時代の『最善か無か』メルセデスは、『そもそも腐らない』などとも言われました。（3シリーズに対し、メルセデスの小型車190Eはそれほど良いクルマだった、というワケです。）

その『哲学』も、初代Cクラスを作る時にはすっかり忘れたのか、『コイツは最善ではない、つまり無いのと一緒』などと世界中で皮肉られました・・・。

Answer 2

最善でないなら無と同じ、ということでしょう。妥協しない、という意味です。