メルセデス・ベンツ Aクラス 「「ごく普通な車を求めているヒト」には不向 ベンツに乗ろうとしているなら一般的にはCクラス以上を買うし、この手の車を買うなら国産にはもっと使い勝手が良い」のユーザーレビュー

「ごく普通な車を求めているヒト」には不向 ベンツに乗ろうとしているなら一般的にはCクラス以上を買うし、この手の車を買うなら国産にはもっと使い勝手が良い

2007.1.9

総評

「ごく普通な車を求めているヒト」には不向
ベンツに乗ろうとしているなら一般的にはCクラス以上を買うし、この手の車を買うなら国産にはもっと使い勝手が良い車はある。このAクラスを買う人はとても変わり者であるというイメージは常に付きまとう。ただ、車に充満する「フシギ感」は1年以上乗っても健在で、新鮮味を与えてくれるので飽きが来ない。ただ間違いなく言えるのは、「ごく普通な車を求めているヒト」には不向きな車です。

満足している点

乗り心地はとても軽い。例えばステアリングのフィールは軽いが、ギリギリチープさを感じないところで抑えてある。荒れた道の「揺れ」自体が心地よくなるあたりは国産にはない面白み。車高は高いですが深夜の首都高速であっても十分に安心して走ることができます。
百キロ程度の距離を走り、休んでまた走り出すとき、車には嫌になるものとそうでない車があります。このAクラスは嫌になりません。
ＣＶＴの出来はとても良いです。エンジンが空回りする感覚もないし渋滞でも快適に過ごせ、とにかく自然な印象です。冬季でも出足はスムーズです。またベンツ流のワンテンポおいてからの発進は慣れてしまえば、小型車特有の慌てた貧乏臭い走り方から遠ざかれて良いのではないでしょうか。
ブレーキのタッチは滑らかで良い印象です。よく言われる「○○ｍ走れば分かる」とありますが、車は走るだけではなく「ブレーキ」が非常に重要だと私は思います。

不満な点

高速道路走行時ステアリングに落ち着きがない点が気になります。これをベンツ乗りは「意識を運転に集中させるためだ」とこじつける所がいいのか悪いのか・・・。
・小型車特有のピッチングがあります。
・ ・バックでの車庫入れにはコツが必要です。駐車場に入れること自体をためらってしまうこともしばしば。
・ ワイパーの位置が左ハンドルままなので少し不愉快です。
あとは価格ですね。ただ、ベンツはお金を積めば積むほど相似形でイイ車になっていくのは事実です。あえてベンツが凝縮されたベース車に乗るのもひとつの手です。
・ ベンツはどれもまるで生き物のようです。だから誰に対しても簡単に薦められる車ではないですね。ぜひ何度か試乗してから決めてください。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験