メルセデス・ベンツ Aクラス 「13年目になりました。 1999年4月納車の初期型A160に2004年10月20日まで5年半､55000km乗りました。車の基本性能にかかわる故障は１」のユーザーレビュー

13年目になりました。 1999年4月納車の初期型A160に2004年10月20日まで5年半､55000km乗りました。車の基本性能にかかわる故障は１

2012.10.28

総評

13年目になりました。
1999年4月納車の初期型A160に2004年10月20日まで5年半､55000km乗りました。車の基本性能にかかわる故障は１度もありませんでした。ただ電気系統は大変弱く、左右のパワーウィンドは３回修理が必要でした。操縦性は、街乗りでは「よっこらしょ」、高速走行では「鼻歌混じり」でした。以前の車がトヨタターセルだったこともあり、極低速でハンドルが非常に重いことに驚きました。車体がとても頑丈で硬く、なかなか曲がってくれないため、思わず「お前は戦車か？」とつぶやいていました。２車線の高松道で、追い抜きをしましたが、その時この車の本性が見えてきました。80Km以下ではバタバタしていた足回りが、100kmを超えるころから路面にぴたりと吸い付き、思いのままに操縦できるようになりました。設計者の思いが伝わってきました。「EXTRA NAVI」1998年12月号に載っていたドイツアウトバーンでの1600Km走行テストの感想を思い出しました。
　この初代A160はまだまだ走れたのですが、2004年10月20日に近畿地方を直撃した台風23号により水没、廃車となりました。次の車も同じ販売店でお願いしたところ、緑のA160を代車として貸して頂けました。結局次の車もA160にしました。2005年2月にはフルモデルチェンジしたA160が出ることは分かっていたのですが、あえて昔のA160にしました。2005年2月に再びA160が納車されてきました。初代と比べてずいぶん足回りがやわらかくなったことを今でも覚えています。もはや「戦車」のおもかげはありません。電気系統も改良の跡が見られました。ルームランプが明るくなり、窓も故障しなくなりました。反面、高速での「やんちゃ」さは影をひそめました。「トラ」が「猫」になった感じです。先週８年目の定期点検を受けてきました。そろそろウォーターポンプの交換時期とのことです。あとは至って快調。走行距離は62000kmとなりました。14年前に、「次の干支まで乗っても後悔しない車を選ぼう」と思い、決めたこの車ですが、もうひとまわりして「老猫」になっても乗り続けていたいと思っています。

満足している点

１、今だに色あせることのない「先進的なデザイン」
２、いざというときに本性を見せる「車の基本性能の高さ」
３、軽自動車用駐車スペースに収まる3.6mという全長の短かさ

不満な点

１、低速走行時の燃費が悪い
２、路面に凹凸があると車体がよく揺れる
３、柱(ピラー)による死角が大きい

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験