どうしてセナのタイヤ、バーストしたの？ ロンデニスの作戦ミス？

Answer 1

パンクはしてない。
ただバーストしただけ。
同僚のベルガーはタイヤにブリスターが出来て13周目にタイヤ交換。
セナも一時は2位に20秒ほどの差を付けていていたけど、40周を過ぎたあたりからベルガー同様タイヤに不安を抱え始めていてタイヤ交換をしたい、とピットに伝えている。
しかしながらこの時既に2番手マンセルは13秒後方まで迫っていたからピットの判断はステイアウトだった。
プロストが2位に上がり、セナより2秒速いタイムで追い上げ始めるのはまだ先の話だからこの時点でのピットの判断は間違っていなかったのかも知れない(この時点ではフェラーリとセナのタイム差は1秒程度)。
マンセルもタイヤがきつくなるだろうって読みもあったんだろうし、取りあえずステイアウトを選択したんだろう。
ただ、読みは完全に外れた。
2台のフェラーリはペースが落ちるどころかペースアップし、セナのタイヤは完全にダメになってしまった。
「僕が強引にピットインすべきだった」というのはセナの弁。
ちなみにこのレースの話は「GP Car Story vol.2 Ferrari641/2」にとても詳しく載っている。

Answer 2

セナのタイヤ、バースト？
セナがバーストしたというのは数えるくらいしかないのですが、1990年のメキシコGPの事でしょうか？
あの時はセナのタイヤはレース中盤に、パーツの破片を拾たか何かで、スローパンクチャーが発生していたのですが、ピットの判断でタイヤは交換しないで、ペースを少し落としながら走行を続けていました。
しかし、レース後半にプロストの猛追により仕方なくペースを上げたのですが、タイヤが耐え切れずにバーストをしています。
スローパンクチャーが発生しているのに高速走行を続ければ、タイヤはスタンディングウェーブが発生してバーストするというのはレースでなくてもよくある事です。