マクラーレン セナ のみんなの質問

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シフトダウンの回転数合わせ後のクラッチの繋ぎ方

完璧に回転数を合わせれば、クラッチペダルから一気に足を離してもショックは来ないですが、多かれ少なかれ、少しの回転差があると思いますが、一瞬半クラをキープした方がいいでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

シフトダウンは回転数合わせがもっとも肝心なのです。

というのは、特にブレーキングしながらのシフトダウン時(ヒール&トゥ)には、回転数が合っていない状態でクラッチを繋ぐと、車は一瞬
エンジンブレーキ(減速G)がかかったり、加速Gがかかったりします。それによって車に加重移動が発生し、ブレーキによってせっかく作ったフロントタイヤに加重のかかったコーナリング姿勢もそれによってバランスが崩壊してしまいます。

なので回転数が完璧にシンクロした状態でクラッチを繋ぐことが大事です。しかし、アクセルを煽って回転数が完璧にシンクロした瞬間を狙ってクラッチを一気に繋ぐことは、コンピューター制御でもない限り、人間には無理でしょう(たまに成功することもありますが…)。

そこで必要となってくるのが半クラッチです。アクセルを煽って回転数を必要な分よりも少し多めに上げたら半クラッチで回転数を合わせます。回転数が合ったところでクラッチを完全に繋ぎます。このようなシフトダウンは加速Gも減速Gも生み出さないので理想的です。

なお、クラッチを一気に繋ぐべしとよく言う人がいますが、それは加速シフト時の話です。レースのような、加速し続けたい場合に限ってしかもクラッチやミッションやエンジンへのダメージを考えない時にのみ、クラッチを一気に繋ぐやり方がとられます。しかし、クラッチやフライホイールへのダメージは甚大です(クラッチディスクが砕け、フライホイールに凸凹ができてしまいます)。

ついでに言うと、
クラッチというものは、エンジンのパワーを車輪に伝えるための装置というよりも、車輪へ伝わるエンジンパワーの伝達率をコントロールするための装置といったほうが適切かと思います。そして、そのコントロールの手段としての半クラッチ操作です。

クラッチは消耗品なので滑ったら交換すればいいだけの話です。クラッチを長持ちさせるために一気繋ぎをしたりしてエンジンやトランスミッションへ取り返しのつかないダメージを与えてしまったらそれこそ本末転倒ではないでしょうか。しかも、クラッチの一気繋ぎは実際のところはクラッチの寿命を激減させる大きな要因です。

参考までに、あの有名なF1ドライバー=アイルトン・セナの車載映像のリンクを載せます。

「アイルトン・セナがNSX-Rを 鈴鹿で試走」
http://www.youtube.com/watch?v=jJIswLe0_jw

この映像を見ればわかるように、セナは加速シフト時はクラッチの一気繋ぎをしていますが、シフトダウン時はきちんと半クラッチの時間を取っていることがわかります。また、シフトアップ時のクラッチの一気繋ぎに伴って車体が激しく揺れることが見てとれます。これはクラッチミートが激しい象徴で車にはとてもダメージを与えます。プロのドライバーでも自分の車を運転する時はもっと優しいクラッチミートをしてますよ。

たくさん書きましたけど、わかりづらかった箇所があったらご諒承ください。

その他の回答 (2件)

  • 基本的に、シフトダウンでも、半クラ的な操作はしない。


    でも、それでショックが出たり、車がぎくしゃくするようなら、半クラというより、すこし時間をかけてクラッチをつなげばいい。慣れてくれば、すぱっとつなげられるようになる。





    ご参考までに。。。

  • 一瞬半クラをキープした方がいいでしょうか?‥そう云う無駄な操作をせずにスパッとクラッチを繋ぎ、それでもスムースに回転を繋げ加速に移る操作が、ダブルクラッチ等の回転合わせのテクニックです。正しいダブルクラッチの仕方していますか?例えば、現在5速60km/h・1500rpmで走行中だとします。

    1.クラッチを踏み、同時にアクセルを戻します。
    2.シフトレバーをニュートラルにします。
    3.クラッチを繋ぎます。
    4.一瞬だけアクセルを踏みます。
    5.再びクラッチを踏みます。
    6.シフトレバーを3速(または4速、もっと加速力が欲しければ2速)へいれます。
    7.クラッチを繋ぎアクセルを踏み、加速します。

    4.でアクセルを踏む時に、例えば3速60km/hが2500rpmなら2800rpmくらい(4速60km/hが2000rpmなら2300rpm、2速60km/hが3000rpmなら3300rpmくらい)に回転を上げるのがコツです。本来の回転数より僅かに高い回転数に持っていくのは、クラッチを繋いだ瞬間のエンジンの回転落ちを上乗せしてあるのです。

    多かれ少なかれ、少しの回転差があると思いますが‥ではなくて、回転差を埋めるのが本来の回転合わせの目的です。

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