マツダ RX-7 「シンプルな車だと思います。長所と短所がす...」のユーザーレビュー

シンプルな車だと思います。長所と短所がす...

2002.2.26

総評

シンプルな車だと思います。長所と短所がすごく明確で。長所はまず何といっても走り。正直なところ、シビアで限界を掴むのは難しく、とばしている時は油断できない雰囲気があります。いい加減な操作をすればどこかにすっ飛んでしまいそうな。でも適切な操作をすれば、ドライバーに素晴らしい一体感と感動を与えてくれます。（テクニック不足故、未だ数えるほどしか味わってませんが）長所の次点はスタイリング。流麗なボディラインは10年以上前に世に出されたとは思えません。十分世界に誇れると思います。対する短所は実用性の無さ。でもこれは自動車としての短所であって、RX-7という存在から見れば短所と言うものではない気もします。当たり前のように「あ、物積めないんだよね」と笑いましょう。
結論は本当にシンプル。「走りの車」なんです。

満足している点

①余計な重量物の存在を感じさせない、切れ味鋭い車の動き。鋭い故に思い通りの走りをするのは難しいが、自分なりのコーナリングがビシッと決まった時の爽快感、満足感はたまらない魅力。
②良い意味で露骨な、シーケンシャルツインターボ×ロータリーによる２段階加速。全開で加速すると吸気音、タービンの金属音、うねるようなエンジン音＆排気音とあいまって、非現実な気分にさせてくれる。
③バサーストＲの証、カーボン調の内装部品とデカール。外観はあくまでデカールのみ、内装を怪しい光沢のカーボン調としてドライバーの気持ちを高めるというセンスは、すごく良いと思う。

不満な点

①目玉となっている車高調だが、ダウン量が-2cmまでというのは物足りない。また、構造上ユーザー自身での車高調整作業は難しく、ディーラー工賃も安くない。「お客さんの使い方に合わせた車高で楽しんでもらいたい」と言われても、車高を変えるたびに何万円も払えない。「フロントを下げ気味にしたらカッコいいかな」「安定感が欲しいからリアを低くしてみようかな」等と、気軽に色々な状態を試したうえで選べるのが車高調の大きな魅力だと思うのですが、それができないのでは・・・。純正部品としての品質や保証の事などを加味すると、仕方ないのでしょうか。これが付いているのにベースのタイプＲより車両価格を安くしてくれたのは立派ですし。
②操作感が悪いレバー、スイッチ類。特に、開けるのに苦労するフューエルリッドオープナーはもうひと工夫欲しいです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験