マツダ MPV 「ターボも良くなりました マイチェンで劇的に良くなっていたＮＡでしたが、ターボにもその恩恵はあったようです。 マイナー前のＦＦターボはトルクステアが強く」のユーザーレビュー

ターボも良くなりました マイチェンで劇的に良くなっていたＮＡでしたが、ターボにもその恩恵はあったようです。 マイナー前のＦＦターボはトルクステアが強く

2010.4.20

総評

ターボも良くなりました
マイチェンで劇的に良くなっていたＮＡでしたが、ターボにもその恩恵はあったようです。
マイナー前のＦＦターボはトルクステアが強く、とても個性的なハンドリングでした。その為、私は四駆を選んで購入しました。
しかし、ボディ剛性が上がり、リヤサスの安定度が増しただけでなく、フロントの舵の入り方も良くなったため、総じてマイナー前の四駆とほぼ同等の安定感です。トルクステアに関してはほぼ完全に消え去ってます。低μ路でのトラクションこそ四駆に敵わないでしょうが、ドライやウエット程度なら積極的にＦＦを選べます。
というのも、ＦＦですら自重１．８トン（四駆はほぼ２トンです・・・）ですが、ドライブシャフトから後の駆動系を引きずっていない事で走行抵抗が圧倒的に低いからです。これだけの巨体と重量をもって言うのもどうかと思いますが、「身のこなしが軽い」です。
車内への透過音が劇的に軽減され、脚が良く動く事でのフラットライド、内装各部の建付け取付の剛性が上がりとても快適になっています。車外で聞く直噴特有のカラカラ音さえ目を瞑れば十分に上等なサルーンとして通用します。

満足している点

マイナーチェンジで走りの仕事量が後寄りになり、以前のようなフロントだけで走っている感じではなくなりました。よりリヤに仕事をさせ、さらに叩上げたフロントの余力は舵の効きと安定性にまわす、というまさに四駆のような仕上げ方です。
静かになったのはエンジン本体でなく、ボディの遮音性向上のおかげですので、アイドリング時に外で聞く分にはマイナー前後は変わりません。
乗っていると静かになったし、乗り心地も良くなったし、同じクルマとは思えないくらい良くなりました。運転手もハンドリングが洗練され、ステアリングギアボックスの支持剛性自体が上がったのか、がっしり感がぐっと向上。欧州製某有名スポーツセダンと比べられるくらい良くなっています。人によっては「パワステが重くなった？」と思うくらいがっしりしました。

不満な点

「乗って初めて判る向上」の幅が大きすぎて、乗らないとその良さが判らないクルマです。
昔の日産車みたいなもので、「乗ると判るのに・・・」という営業さんの溜息が聞こえてきます。
ですので、中古車ではマイナー前後の差は年式や距離などのスペックの差でしかないでしょう。
もっと評価してもいいはずですが、逆に見ると、価格差が大差ないならマイナー後はお買得です。
よく、幅が広い事を欠点に挙げる人がいますが、実際に乗ってみて、左右の見切りの良さやドアミラー形状などを体感すればそう酷い事はありません。見切りはいいし幅の感覚は凄くつかみやすく、幅で苦労した事は一度もありません。（現所有車はマイナー前２３Ｔ４ＷＤで６万キロほど乗っています）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験