マツダ MPV 「モデル消滅は残念…(訂正版)」のユーザーレビュー

モデル消滅は残念…(訂正版)

2016.12.26

総評

※ 該当車は始め4WDと思い込んでいましたがFWDでしたので、訂正し再掲載させて頂きます。

ミニバンにさして興味のない私ですが、MPVは以前より他のライバルの中にあってデザインと走りの良さそうなイメージで「これなら選んでもいいかも」という印象を持っていました。今回初めて乗せてもらって&運転して、実車がその印象に違わないことが確認できました。SKYACTIV化された後継モデルがもしあれば運転好きにとって非常に期待できる一台になるのではと思うのですが、モデル消滅はまことに残念です。

満足している点

余裕あるエンジンパワー、（新車時はもっと良かったであろう）シュアなハンドリング、競合他車よりも比較的シンプルで所帯じみた感じの薄いボディデザイン、これで新車価格280万円というお値打ち感。

不満な点

正直燃費は辛いでしょうが、かといってNAは恐らくパワー不足ではないかと。2列目の快適性も新車の頃はもっとよかったのかもしれませんが、もうちょっと望みたいところです。
ダッシュボードやドアトリム上部もプラスチックのままなのも気にし出すと気になります。

デザイン

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走行性能

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ゴルフ旅行に出かけるときに乗せてもらった友人の車（2006～7年式?、走行7万km）で、私も途中運転を担当しました（高速道路約100km・市街地10km弱）。
車重1800kgに成人男性4名とそれぞれのゴルフバッグ・1泊分の荷物を乗せての移動でしたが、2.3L直噴ターボの力はほとんどの場面で十分、また6ATの変速も十分迅速かつ滑らかで余裕を持ってクルージングできました。高速道路の上り坂での追い越し加速となるとキックダウンでエンジンを回しても頭打ち感が出てきますが、そこまでの余裕を要求するのは贅沢でしょう(笑)
おそらくダンパーはオリジナルのままと思われますが、そのせいかステアリングの切り始めは雲をつかむようなフィードバック希薄な印象でした。ただそれを頭に入れて丁寧に操舵すれば、幅広で背の高すぎない成り立ちとリアのマルチリンクサスペンションの効果も大きいのかハンドリングに不安感はありませんでした。
車両感覚は初めて乗っても大柄な割につかみやすく、持て余す感じは受けませんでした。

乗り心地

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運転席・助手席・2列目右側に乗りました。
よく「2列目が特等席」と言われるミニバンがありますが、このMPVに関しては特等席は1列目というのが私の感想です。後ろの車軸に近い2列目は（やれたダンパーのせいもあるでしょうが）車体の挙動に動かされやすい上、特に高速では（雨でしたが）フロアからのノイズや微振動の侵入も感じ取れ、1列目との会話は声を大きくしないと難しいと思われました。1列目は乗り心地もスムーズでエンジン音を含むノイズもよく抑えられており、十分快適と言えるものでした。

積載性

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これで不満なら商用バンベースの1ボックスしかないでしょう。
3列目床下にはBOSEのサブウーファーが入っていましたが、元々フルサイズのスペアタイヤが入りそうな空間があるのでそれでも容量は十分に残っています。

燃費

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オーナーの友人弁では高速でも8km/L程度と、パワーの代償はそれなりにありそうです。
私が運転する間も時々燃料計を見ていましたが、高速を100km走る間にもはっきり針が下がっていきました。

価格

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故障経験

内容は不明ですが、友人が中古で購入した直後はいくつかトラブルはあったと聞きました。