マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド 「Xは価格に見合うのか?!」のユーザーレビュー

kakenza2013 kakenza2013さん

マツダ MAZDA3 ファストバックハイブリッド

グレード:-

乗車形式:試乗

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

Xは価格に見合うのか?!

2020.3.9

総評
2泊3日のモニターで500km試乗走行してきました。
借りた車両は2.0x FF ATになります。
現在の保有はAMG E43(会社保有)
BM F20 120i スポーツ(個人保有)

過去にはS2000 ポルシェ 981 アテンザ(2.2D)
ポロGTI ビート アコードユーロRなど国産、外車関係なく選んできました。
巷ではXは高いと言われてますが、
果たしてそれに『見合う価値はないのか?』そこを焦点に書いていきます。
ちなみに私は趣味が車なので仕事も好きな車を買う為に身を粉にして働いてます。ボンボンではありません。

ちょうどBM120i(当時)の乗り出し価格が500弱とXに近いのもあってその辺の比較が妥当かなと思いますが価格帯が近い先代Aクラスまで簡単に比較したいと思います。

まず1.5 1.8D.2.0に試乗した時の感動は忘れられません。乗り出し300〜370でこの品質!!
遮音性、静粛性、デザイン、頭の揺れの少なさなどすぐに10人ほどに推奨しました笑

ベンツのバッチなら軽く500越えするな〜と思ってしまいました。。しかもなんら引けをとらない。その時点で驚異的です。もちろんエンジンは先代からのキャリーオーバーですから目新しさという意味ではインパクトは少ないです。6年前の車両とは言えBM120iと比べるとトルク以外はほぼ同じです。しかし安全装備、静粛性、インテリア、走行性能はマツダ3 Xの方が上です。素晴らしい!日本車もついにここまで!!

巷で言われてしまう『Xは高い。』
これはXを『リリースした順序の問題』と『アクセラの後継』『国産マツダでしょ?』というエフェクトが関係していると思います。

Xを乗った時に1.5などの他のグレードに乗った時よりすべてがしっくりきました。マツダはこれを作りたかったんだ!体験して欲しかったんだ!と。

ズームズームではなく、『美しく走る』
乗り味がしっとりしていて毎日乗っても疲れない車。
街で見かけて振り返ってしまう車。カタログ数字ではなくて感性を大切にした車。(ダウンサイジングターボはトレンドですがトルク変動に疲れます。)

仮にXを先行発売してマツダの世界観を体験してもらってから、1.8.2.0、最後に1.5を出したなら日本中で歓喜を持って迎えられたと思います。つまりXのグレードをマツダは標準と位置付けたかったんだと思います。

実際に1.5、2.0、1.8dを購入された方はコスパの良さに満足されてると思います。おそらく350〜420ぐらいの価格イメージでマツダは作ってると感じます。
(外車からの乗り換えユーザーをみこして)

ただし、アクセラの後継でしょ?というエフェクトがかかると冷静な評価が急に難しくなってしまいます。
日本を除く先進国は1人あたりGDPをここ10年で伸ばしています。マツダも世界戦略を考えた時に以前の価格帯では戦えないことを知っています。
(以前の価格帯設定ならもっとチープにせざるえません。)
Xが高いと思う方はどこかで『あのマツダが。。。』
などエフェクトがかかっていませんか?
冷静に客観的にバッチを見ずに評価してみて下さい。

モニターは各社借りることがありますが
だいたい100〜200km乗ると飽きてきます。
Xはずっと乗っていたい心地良さがありました。
(ついつい500kmも。。)
コーナーを駆け抜ける喜び、リスニング空間として、ディーゼルのようなトルク感、ガソリン車の伸び感。
飽きがこないんです!

翌週、翌々週にロードスターとRFもモニターしました。こちらはRFに価格に見合う走りの質感が追いついていなくて悩みました。これで450かぁ。。
(あと少し出すとS2000の新車が買えたもんなぁ)
一方で幌ロードスターはちょうどいい価格帯!
ここに合わせたのは間違いありません。
どの価格帯に合わせて車を作るかで製造コストが違うのでそこは難しいとこです。

世間の評価を一切忖度しないを前提に、
私は推奨できます!『Xに見合う価値はある』と断言できます。
実際にその後、X 赤、MT、AWD、バーガーンディを購入しました。(乗り出し430)これぞ現在においての 『ザ マツダ!』と思っています。

補足ですが
コスパに優れているのは間違いなく
1.5ツーリングです!これも推奨できます!
(ベンツAクラスが300ほどで買えたら最高ですもんね)つまりどのグレードにも満足度の高い稀有な車です!

納車されたらまたレビューします。
車が来るのが楽しみです!



満足している点
BMWやメルセデスにも迫るインテリアの質感。
(最近1シリーズ、Aクラスともにモデルチェンジしたが比較対象が先代型ならマツダ3の圧勝)
静粛性、動的質感、音響(メルセデスのブルメスターにも匹敵)
少し前に保有していたCクラスAMGライン(現行型前期)もバーガーンデイのような皮の色合いだったが、皮の質感などはマツダ3が劣るが価格帯が違うので十分納得できる。
腰痛持ちに優しいホールド感のあるシート。
マニュアルの設定(ここ重要)
新世代エンジン!
出力を犠牲にして燃費だけに振ればもっと伸びるであろうXの持つ可能性の伸びしろ。(夢を語ったがゆえにハードルがあがってしまった。。)
ワールドカーオブザイヤーTOP3に残るデザイン力!
(すれ違うと振り返らずにはいられない)
不満な点
アクセラの後継、マツダという偏見。
バッチだけで判断せずに
エフェクトかけずに車をきちんと評価される時代が来て欲しい。
名車はバッチに関係なく名車!
デザイン

-

走行性能

-

日本の公道では必要十分。
サーキットに行く人はこの車ではない。
マツダが人の感性を大切にして作った車。
カタログ至上主義ではこの車はリリースできない。
また評価できない。
(スペックは高くても保有車のE43、F20 120iの方が疲れる)
乗り心地

-

綺麗な舗装路ではオンザレール!
荒れた路面ではリアがコツコツ拾うが路面インフォメーションを忠実に拾うと思えば、大した事はない。
車を信頼できるかどうかはインフォメーションの多さも大切。
積載性

-

このクラスはもはやファミリーカーではなく、荷物の積めるスペシャリティカー。
2シーターと比べれば望外の積載性。
車中泊も脚を曲げればできそう。(やらないけど笑)
燃費

-

500kmを我慢する事なく走り15〜20km
本気で燃費走行すれば20以上いきそうな伸びだった。
レンタカーで借りるノートeパワーで20kmちょいなので
そう考えると驚異的。
価格

-

故障経験
モニターなのでなし。

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