ニックネーム非公開さん
マツダ デミオ
グレード:13C‐V(CVT_1.3)
2008年式
乗車形式:その他
問題の燃費は、都市部のゴーストップで 12km/l ほどアスティ時代は 10km/l やっとだった事を考えると 20% 財布の負担が減ったことになる。
2008.6.25
- 総評
- 問題の燃費は、都市部のゴーストップで 12km/l ほどアスティ時代は 10km/l やっとだった事を考えると 20% 財布の負担が減ったことになる。(ガソリン価格高騰の時代には焼け石に水か?)
先日高速道路で山脈越えをしてきたのだが、改めて脅かされた事がある。
たかだか 1300cc じゃ高速登坂では左車線を遠慮がちに走らざるを得ないだろう…と恐る恐るだった。
ところがそんな不安を見事に打ち消してくれたのだ!
3ナンバークラスでもダレそうな登り坂を加速するではないか。大きい声では言えないが、標準速度の2割増しを維持し追い越し車線で後続車に煽られる事も無い。
平坦地なら3割増の巡航が可能だし、4割増しでも…
但しコンパクトの宿命か、細いタイヤと短いホイールベースの関係でコーナーに飛び込んだ時の安定感は流石に物理的にも”恐怖”である、と言うよりこのクルマで無理をする方が間違っているのだが…まぁそれも1クラス上のクルマに乗っていると錯覚するぐらいマヒしてしまう結果なのだ。
で、散々エンジン回転数を 4~5000rpm/h まで攻めた結果の燃費は 17km/l ほどなので充分だろう。
ついでであるが、喫煙者である私には消臭天井とクリーナブルシートは有難い。
- 満足している点
- 11年選手のミラージュクーペ・アスティV(1300cc.3AT)も様々なトラブルの思い出?を残し年末と共に”下血”して逝ってしまい、代替を余儀なくされた。
セカンドカーとは言え、馴染んだクーペスタイルに拘りながらも時代はミニバン全盛期。もともとホンダ党で低着座に馴らされたカラダはミニバンを受け付けない…
仕方なく燃費と新型を条件にフィットとデミオに的を絞った次第。
ワイフを連れて試乗のハシゴと相成った。
結果、ワイフはフィットで私はデミオと意見が分かれ散々なバトルを繰り広げてしまったが、ステアリングを握った瞬間に違和感の無いデミオに軍配!
スタイル的にも月並みさはなく、多少声高なエンジンも逞しさの証し
。事実試乗の際に”SSボタン”なるものをプッシュして中途加速を試みた時の快感は軽量化されたボディをストレス無く運んでくれる。
アスティ時代には信号グランプリで置いてけぼりにされていたのが、今では逆の立場になり更なる快感に浸っている。3AT → CVT の進化は比べ様も無いが、このパンチ力はフィットには無いものだ。
ハンドリングとて同じである。重過ぎず軽過ぎず、反応はドライバーに従順なものだ。最近のホンダ車の傾向なのかフィットはステアリングを切ってワンテンポ遅れるようだ。実に対照的に感じた2台である。
前置きが長くなってしまったが、個性的なスタイリングと走りのバランスという点では文句の付けようが無いクルマだ。
更にボディ剛性の高さ、ドアの閉まり音等も質の良さを感じる。
- 不満な点
- こんなデミオにもウィークポイントはある。
乗り心地の評価では個人的な好みで分かれるところかも知れないが、私は”腰のあるやや固目”が好きである。
その点だけ取ってみればデミオの足は悪くはないのだが、タイヤ(ヨコハマ・アスペック)との相性がいまいちなのだろうか?
結構”ゴツゴツ感”が伝わってくる。せっかくのボディ剛性の高さもここでスポイルされてしまう。
燃費稼ぎで履いた標準装備なら早期の改善を訴えたい。
いづれ磨り減った際の交換には 1km/l 程度の燃費差なら別の選択肢を薦める。
よく言われる”悪名高きインテリア”は確かに誉められたものではないが、質感の出し方が下手なのかも知れない。
素材などは他メーカーとさほどの差はないのだが、見せ方が下手なのかも知れない。私的にはむしろホワイトメーターの方が受け入れ難い。
どうもバイク乗りしてるみたいな感覚に陥るのだ…
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験