マツダ CX-7 のみんなの質問

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ベンツのコンプレッサーって何?

ベンツのうしろにコンプレッサーって書いてある車があるのですが何でしょうか?

圧力?

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ベストアンサーに選ばれた回答

ベンツの「コンプレッサ」とは、「スーパー・チャージャ」のことです。

●ドイツ語の Kompressor を日本語に訳すと

(1) 圧縮機
(2) スーパー・チャージャ

という2つの意味があります。

●スーパー・チャージャとは
エンジンの駆動力をつかって外気を圧縮してエンジンに供給するのが、スーパー・チャージャです。空気を圧縮してエンジンにいれると、多くの燃料を供給できることになり、出力が向上します。例えば、排気量 1.5Lくらいのエンジンにスーパー・チャージャをつけると、排気量 2L相当の出力が発揮できます。

●C200 Kompressorでは
排気量 1.8Lのエンジンにスーパー・チャージャをつけて、出力(馬力)としては、排気量 2~2.1L相当、トルクは 2.2Lクラスの能力があります。
つまり小さな排気量で大きな出力が得られるわけです。このように出力は同じで、スーパー・チャージャあるいはターボ・チャージャ(排気の力で空気を吸い込む機械)を装着して、排気量を小さくすることを「ダウンサイジング」といい、欧州では、VW(フォルクスワーゲン)、ベンツ、BMW、AUDIが始めています。
この「流れ」は全世界で起きており、日本でも、マツダのCX-7がそうです(2.3Lターボで3.5L並みの出力)。

●第一の目的は出力向上ではない
街乗り程度では、エンジンは全開加速することは少ない状態です。これを「部分負荷」といいます。運転者がアクセルを踏むと、スロットル・バルブという弁が動きます。この弁が開くほど、多くの空気がエンジンに吸い込まれます。アクセルをあまり踏まないと、この弁はほとんど閉じています。
弁(スロットル・バルブ)がほとんど閉じた状態でエンジンが空気を吸い込もうとすると、大きな力が必要です(この損失をポンピング・ロスといいます)。ちょうど注射器で空気を吸い込むときに大きな力が必要な理屈と同じです。
もしターボ・チャージャやスーパー・チャージャがあれば、エンジンが空気を吸い込むときの力が少なくても済みます。このため、部分負荷の時、燃費が改善します。つまり街乗りのようなばあいに燃費を改善できるのが、スーパー・チャージャやターボ・チャージャというわけです。

●ターボをつけると燃費が悪化したのは
10年前、ターボ・チャージャを装着して燃費が悪化するのが常識でした。これは出力(馬力)を稼ぐためにターボを使うのが、第一目的だったからです。
現在のターボ・チャージャでは、小さな直径の羽根をつかうことで、エンジンが低回転からでもターボを効かせることが可能です。つまり街乗りのような部分負荷条件でも、燃費改善が可能なのです。

簡単ですが、ご参考になれば幸いです。

その他の回答 (1件)

  • スーパーチャージャー(過給器)が付いている車種です。

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