良いクルマの意味がわかった
2012年秋の納車で、半年で1万2千km走りました。勤務先がやや遠いので、高速道が6割くらいです。燃費は、夏タイヤでエアコ
2013.4.7
- 総評
- 良いクルマの意味がわかった
2012年秋の納車で、半年で1万2千km走りました。勤務先がやや遠いので、高速道が6割くらいです。燃費は、夏タイヤでエアコン使用の少ない春秋で14km/l、冬タイヤでエアコン使用率が高い冬で13km/lです。軽油なので円安で燃油値上がりしても実感ありませーん。
クルマ経歴はトヨタ・日産・いすゞの3社で、今回のマツダは初めてです。検討当初は「マツダ地獄」などというのも若干気になってましたが、百聞も百見も一乗に如かず、これは「本物のクルマ」です。走らせて初めてその良さがわかりました。世のありがちな車の宣伝は、車の走りと直接関係がない「沢山積める・乗れる」「乗り降り便利」「燃費がいい」「便利な機能満載」「リッチな気分になれる」「ミニバン最高級」などと、おもに駐車時の評価をうたう宣伝が多く、宣伝文句の難しい「良い走り」のクルマは評価が低いと思います。本当、「良い走り」を伝えることは難しいものですね。今までカーオブザイヤーなんてメーカーの宣伝力の差に過ぎず意味なしと思ってましたが、このクルマが受賞したことでCOYを見直しました。今回、マツダが良かったので、スバルも気になってきました。
- 満足している点
- 大きい車体なのに操縦性が良く、素直に曲がってくれて精神的ストレスが少ないです。100km/h以上の速度でも車線変更や追い越しはラクで仕方ありません。直進安定性も当然良く、ハンドルのふらつき感はありませんし、横風が強くても影響が少ないです。ブレーキも素直で、ペダルを踏んだ分だけ制動力が発揮され、リニアです。話題のスカイアクティブディーゼルエンジンですが、低速域からもりもりと力が湧き上がり、市街地の遅い速度域でも高速道でも追い越しキングです。特に、トルクの厚さを感じるのが、高速道の上り坂での追い越しで、他車がヒイヒイと(言ってないか)登るところ、自分は追い越し楽しんでます、すんません(^_^)v。オルガン式ペダルは右足が疲れにくいです。エンジン音は中高速域はとても静かでガソリンのように苦しそうに吠える音は聞けません。アイドルと発車時は「カラカラ(清音)」という音が控え目な音量で聞こえますが、日産Xトレイルディーゼルのような「ガラガラ(濁音)」のまるでトラック音とは世界が違います。なお、クリーンディーゼルの名の通り、排気管の内側にはススが全く付いてなくて、未だにステンレス光沢で輝いてます。後退カメラも標準で付いてて役に立ってます。リアビークルモニタリングシステム、便利です。
人馬一体とか人車一体とか言いますけど、CX-5に乗って初めてその言葉の意味がわかりました。今まで、たいしたことない車ばかり乗ってて損してました。この価格帯のSUVでは世界中に敵なしですね。オプションパック二つ付けて免税・補助金含めると、乗り出し価格は三〇〇万円切ってまーす。
- 不満な点
- 横幅が1.8mあるので、駐車に気を使います。サイドミラー格納は必須です。ミラー格納がダイヤル操作なのが面倒で、押しボタンにして欲しいですね。ただし、全長はミニバンより短いので、回転半径とか取り回しなどは普通です。オートクルーズが前車追従式でないのが残念。自動防眩リアビューミラーが少し暗いので見にくいことがある。ハンドル右下の小さい収納の意味が不明。後席背もたれが固定なのが残念と思ってましたが、先日、1泊2日で4人乗車で往復1200kmの家族旅行に行きましたが、不満は出ませんでした。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験