nishi HARRIER pre-adさん
マツダ CX-5
グレード:20S_4WD(AT_2.0)
2012年式
乗車形式:マイカー
発展途上ながら満足感もある車。ディーゼルばかりが売り文句になるけれど、ガソリン車であっても充分パワフル。一種のスポーツカーと思えば欠点も味のうちだが、
2012.8.10
- 総評
- 発展途上ながら満足感もある車。ディーゼルばかりが売り文句になるけれど、ガソリン車であっても充分パワフル。一種のスポーツカーと思えば欠点も味のうちだが、ぜひ今後のモデルチェンジで磨かれて、万人に好まれる車になって欲しい。
以下、夏、冬と使用した経験を書く。
収納が少なく、ロングドライブではものの置き場に困るが、トノカバーを外してしまえば、後席からラゲッジに自由に荷物が置ける。ファミリーカーではトノカバーは使わなくなる可能性大。
バーグラーアラームは、リモコンキーでドアロックしたあと、中からロック解除して出ようとするとアラームが鳴るという代物。子供を車に残し安全のためにロックして、子供が降りたくなって、あるいは換気のためにドアを開けると鳴る仕組み。エンジンをかけっぱなして空調を入れ続けるか、子供にキーを持たせるか、等の工夫が要る。
後側方の死角はバックビューモニターでカバーできるが、これはバックの時しか映らないので、追い越し前の確認にはつかえず、代わりにRVMシステムとドアミラー、目視に頼ることになるが、左側方の目視視界はB,Cピラーの間にヘッドレストや人が入るので良くない。
フロントの空力特性が良く、吹雪の中でもHIDヘッドランプ、フォグに雪がつかずに視界を確保できる。ただし、フォグは下向きすぎで全く役に立たない。ディーラーで有料で光軸を上げてもらえる(車検に通る範囲内)。フォグをHIDにする場合、多くの製品は内部の傘に当たって入らない。デミオ、アクセラなどの傘無しのフォグに換えるとHIDの選択肢が増える。
リアシートが布なので汚れやすいと思い評価を低くしていたが、実際はこの布シートは汚れにくく、犬を土足で乗せても拭けば土が落ちてくれた。しかし溝が多いので掃除機は必須。
シートヒーターは2000円位の社外品を適当に付ければ何の問題もなかった。シートに置くタイプでなく、シート前面をカバーするタイプの場合は、シート内蔵エアバッグの動作を妨げないような工夫が必要。シートに置くタイプは、立体シートのためにズレ対策が必要。
前席はエンジンルームから、後席は車体下と屋根とCピラーとラゲッジから、ロードノイズ、雨音がする。前席はエンジンフィールを楽しめて良いかもしれないが、後席はもっと静かな方が良い。
- 満足している点
- 燃費もよく、運転者にとってはかなり良い車。運転して楽しい、前方視界が広い、運転のフィールが直感的。
全体に黒と銀の内装で、若い人向けに思われるが、気にせず乗ってみれば質感はそこそこ良い。
ラゲッジが広い。車体が綺麗で、見て良し、洗車するのも楽しい。
ドアミラーが大きく、後方の視界を補っている。
サスペンションが固めで、凸凹道では跳ねるが、積み荷が多く運べる。最低地上高が高いだけでなく、下面がプラスチックでカバーされて凹凸が無いので、轍の深いところでも下面が引っ掛からない。車重を考えて早めにじわっとブレーキを踏む癖をつけると、滑べらずに良好な雪道性能を発揮する。
- 不満な点
- シートが剥がれる、肘掛けが汚れる、RVMやiStopが過剰に作動する等の小さな支障があり、みんカラや価格コムにユーザーからの情報が上がっている。
前席の間にあるセンターコンソールの使い勝手が今ひとつ。後席のカップホルダは中央肘掛けにあるので、後席に3人座ると何も置けなくなる。
リアシートのリクライニングがないのは残念で、後席シート自体は安定していて疲れにくいが、寝るにはやや立ちすぎている。子供は気にせず良く寝ているが、やはり助手席のほうが寝心地が良いそうだ。
前席ヘッドレストが人によっては前過ぎて頭に当たる。私は最下方に下げれば違和感ないが、そこではストッパーが止まらないので、自然に一段上に上がる。
シートヒーターがオプションにもない。当地は北海道なので欲しかった。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験