マツダ CX-3 「試乗記(12) 円熟の域に達している」のユーザーレビュー

試乗記(12) 円熟の域に達している

2021.7.31

総評

☆5です。

Urban Dresser 2WDに試乗しました。
ほぼ全部乗せのスペシャルグレードです。
CX-3自体、末期モデルなので敬遠されがちですが、末期故の技術の熟成を感じる魅力的なモデルです。

結論、見た目と中身が気に入ったなら買って良いと思います※詳細は各項目をご覧下さい。

商談中、8月に現行をオーダーストップ、9月に生産を中止するとDよりの情報がありました。
マイナーチェンジなのかもしれませんが、モデルチェンジするとしてもCX-30と被るようなキャラクターにはしないだろうとの事。
Urban Dresserが気に入ったので、廃止されるとしたら残念です(><｡)

☆9月追記☆
Dより、Urban Dresserは特別仕様車→標準で選べるモデルになるとの情報が！
一安心です(о´∀`о)

満足している点

・車内空間が思ったより狭苦しく無かった点

助手席は足を広げた座り方が出来ますし、後席は狭いのかと思いきや、シートの下に足を入れられますし、白内装が圧迫感を緩和してくれるお陰で、窮屈過ぎるという程では無かったです。

・ナビがタッチスクリーンに対応している点

他車種では運転中のタッチスクリーンの操作は危険な為、敢えて付けない車種が多い様ですが、CX-3のナビはタッチ操作に対応しています。
コマンダー操作も他車種と変わらず出来るので、選択肢が多い事は、ユーザーとしては単純に嬉しいです。
運転手ばかりがナビを操作する訳ではありませんので。

・車内に排気音が聞こえる事

踏んだら踏んだ分だけ、良い音が車内に響きます。
接地面だけでなく、音からも車が今どういう状態にあるのかという情報を知れるマツダの車作り、流石の一言です。

不満な点

リアカメラの画質が荒い。
360度ビューカメラ+ステアリング連動のガイド線が出てくれるのはとても有難いのですが、令和のナビとしては汚い部類に入ります。
マツダ3等が非常に高画質なので、残念なポイントです。

デザイン

5

☆5です。

内外装ともに、単純に美しいです。
試乗車はソウルレッドクリスタルメタリックでしたので、白の内装と赤の外装は非常に映えると思いました。
グレーを検討していましたが、現社を見てすっかり心を奪われてしまいました(´ ˘ `๑)

走行性能

4

☆4です。

満足です。
1.5リッターNAで本当に十二分な加速をします。

コンパクトSUVなので見切りも良く、取り回しもし易いです。

乗り心地

4

☆4です。

シートは、腰の辺りが起毛になっているのですが、思ったより硬く出来ていて、長時間乗ったとしても疲れ難いのでは無いかと感じました(腰の辺りだけ装飾が違い、柔らかいかと思いましたが、杞憂でした)
経年劣化で、ヘタりそうではありますが、クッション等で対応が出来る範囲だと思います。

積載性

3

☆3です。

見た目通りの積載性です。
後席を倒すとほぼほぼフラットになるので、便利です。
後席を後ろから倒した際、シートを巻き込むのが気になります。
無い物ねだりですかね(-ω-;)ｳｰﾝ

燃費

-

リッター10行けば御の字では…いや、あんまりいい加減な事は書けませんが、それ位の心づもりでいる方が精神衛生上良いのではと…(o・・o)

価格

3

☆3です。

妥当と感じます。

見積もりを頂きましたが、点検パック込みで280万円台です。
高過ぎるという事も無いですし、安いと唸るような値段でも無いです。
しかし、モデルチェンジして高くなってしまうのなら、今買うのは吉かもしれませんね…悩ましい(；'-' )

故障経験