マツダ CX-3 「余裕を持って乗る車」のユーザーレビュー

余裕を持って乗る車

2017.7.12

総評

かなりターゲットユーザーが狭い車かと。コスパとかスペースがとか車を白物家電と同様に考える方には全く向いていません。燃料代は安くて長距離乗る方にはうれしいですね。標高差600m,片道60〜90kmの下り高速と山道のハイペース走行を含む通勤燃費は15〜18km強/L位、燃費計では17〜19km弱/hが多いです。(63000km現在)。DPF再生は100km少々〜160km以内が多いです。適宜スートル他のDPFクリーナーを使用しています。スタイルに惚れた方、運転が好きな方で、1人か2人乗り。もしくは+大きくない子供1人まで位でしょうか。ただし運転好きでも滑る領域まで走らせたい方には向きません。車に矯正されてしまいます。また、よくぞ用意してくれたのMTもそれなりの楽しさはあるもののスポーティ的な物を期待すると裏切られます。渋滞を多く走る方はATでいいと思います。内装はプロアクティブ以上なら十分イイと思います。AWDと冬道性能は問題は無いのですが面白みはありません。MTのフィーリングも含め6〜8割程度迄の走行で気持ち良く走れる車だと思いますが、チョットした電制の調律とブーストアップでもっと楽しいスポーティカーになるのにと思いました。実際サブコンでブーストアップして130馬力位にしたこともありますが多くの方はこのパワー位で充分満足できるのではと感じました。この車に乗る時は主目的が運転でない観光ツーリングと山道ありの通勤とチョイ乗りが目的なので、その用途にはぴったりです。
2021年7月21日　修正しました。

満足している点

とにかくベタグリップ迄のペースでのハンドリングが素晴らしい！結構思いどおり曲がります。乗り心地も丁度良い。ブレーキのタッチも好きなタイプ。
運転席のシートの出来が良く、そこそこホールドし疲れにくい。ただし高さは左前の視界の関係から普段は高めにした方が運転しやすいです。
エンジンは意外とドッカンターボ。5500rpmは2速86km。パワーはありませんがスムーズに伸びていきます。中速のトルクは期待どおり。

不満な点

ディーゼルターボと言う響きから低速トルクモリモリで街乗りが楽と思っていると裏切られます。所詮1500ccであることと変なコンピューターの制御のせいで低回転ではアクセルに遅れてドッカンときます。皆さんはもっさり感と表現されているようですがかなりストレスです。自分の様な半クラをあまり使わない運転だと信号からの発信で遅れをとるか踏むとドカンとくるのでアクセルに気を使います。全開加速でのシフトアップ後もフケ落ちが悪いのと回転差があるせいとアクセルの制御のため全開走行での加速では半クラ併用かゆったりとしたシフトアップでしっくりきます。加速させてくれないこともあります。ゆったりなスタートならスムーズです。Gベクタリングの仕業だと思うのですが、スポーティな走行ではカーブの立ち上がりで加速させてくれません。ハンドルをかなり戻してからの加速を強制されます。電制offボタンも欲しいところです。自動運転は20km/h位まで対応してもらいたい。MTなので難しいとは思いますが。

デザイン

5

走行性能

3

乗り心地

4

積載性

3

燃費

3

価格

4

故障経験