ニックネーム非公開さん
マツダ アテンザスポーツ
グレード:スポーツ25S(AT_2.5)
2010年式
乗車形式:マイカー
2年前にフルモデルチェンジしたアテンザを見た時から、次に乗り換える車はアテンザしか考えられなくなりました。今回のマイナーチェンジを機に乗り換えました
2010.6.26
- 総評
- 2年前にフルモデルチェンジしたアテンザを見た時から、次に乗り換える車はアテンザしか考えられなくなりました。今回のマイナーチェンジを機に乗り換えましたが、まさに自分の中では完璧な車です。マツダというだけで敬遠されてしまうのが本当にもったいないと思います。車は単なる移動手段と考えている方には、アテンザの良さは絶対わかりません。運転していて楽しい車を探している方には必ず訴えてくるものがあると思います。アテンザに乗ってからは、運転するのが楽しくて仕方ありません。目的地に着いてもなお運転したくなる気持ちになったのは初めてです。
この車が欧州市場で大人気なのに、日本で全然売れていない理由は2つあると思います。1つはブランド志向の強い日本人の国民性、もう1つはマツダディーラーの営業マンのやる気の無さです。今回、アテンザ購入に当たって2カ所のディーラーに行きましたが、噂に違わず営業マンの態度は最悪でしたね。自分のところで売っている車にも関わらず商品知識が全然無く、質問してもまともな答えが返ってこない。欲しければ売りますくらいの殿様商売のような態度。アテンザに心底惚れていたので、それでも我慢して買いましたが、こんな調子ではどんなに良い車を開発してもマニアにしか売れないと思います。マツダは車造りに対してはものすごく真面目で、本当に良い車を造っているのですが、営業マンの教育が全然なっていません。「良い車を造れば、売り上げは自然と付いてくるはず」というような発言を開発者がしていましたが、それは欧州市場でしか通用しません。日本で走っている車を見れば、どういう車が売れるかは一目瞭然です。「良い車=売れる車」でないのは明らかでしょう。真面目に車造りをしてるなら、ぜひともマーケティングも真面目にやって欲しいものです。二代目アテンザが出た時に、今までのような無茶苦茶な値引きはもうしないと言っていたはずが、結局は今でも大幅値引きしてかろうじて売っているというのが現状でしょう。そもそも日本で売る気はないのかもしれませんが、本気で売ろうとすれば絶対に売れる車だと思います。現に車に全く興味ない人からも「この車カッコイイね」とか「こんな車あったんだ」とよく言われます。何でディーラーはこんな良い車を本気で売ろうとしないのか全く理解できません。マツダの営業マンにはもっと頑張ってもらいたいという思いを込めて、あえて苦言を呈しました。
確かにこの車はハイブリッドでもなければ、スペック上で特筆すべき点もないかもしれません。エコが賞賛されているこの御時世に買いにくい車ではあると思います。でも、車で移動する時間を単なる移動時間で終わらせるのか、運転を楽しむ時間にするのかは車選びで変わってくるものです。自分の気に入った車を買うのが一番良いに決まっていますが、この車のデザインが心に響く方は、ぜひ一度試乗してみることをお薦めします。乗ってみれば、この車が見かけ倒しじゃないことが分かると思いますよ。ただ・・・くれぐれも営業マンに期待してはいけません(苦笑)
- 満足している点
- ・何と言っても所有欲を満たしてくれるデザイン
・高速ロングツアラーを売りにするだけの走行安定性の高さ
・知名度が低いため、高級車と勘違いされる
・いつまでも乗っていたくなる気持ちにさせてくれる
・この値段でクルーズコントロールが標準装備(→長距離移動ではとても便利)
・細かい短所が気にならないくらい長所がたくさんあるところ
- 不満な点
- ・燃費がやや悪い(と言っても高速で13、一般道で11程度は走る)
・デザイン優先のため後席の頭上が狭い(175cm程度までは問題なし)
・ボディが大きいため、取り回しがやや悪い(慣れれば気にならない)
・後方視界が悪い(バックモニターは必須装備?)
・MCで柔らかくなったと言われるが、かなり固めの足回り(不快ではない程度)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験